良い革ならば・・・ | 僕のこだわりブログ

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勝手気ままに綴るこだわり派の方向けのブログです。

本当に良い革であるのであれば、乳化性クリームを入れて、ブラッシングをし、軽く乾拭きをするだけで相当光ります。またラストに合ったシューツリーを入れるだけで、履き皺もかなりきれいに伸びてくれます。

 

私自身既成靴しか経験はないのですが、上記のようなことが体験できるのはジョンロブとエドワードグリーンとJMウェストンくらいでしょうね。なかでもジョンロブは別格の革質です。キメの細かさがこれ以上ないくらいなのです。ですのでハイシャインを施さなくても自然に輝いてくれます。むしろハイシャインを施すことで良さが半減するとさえ思っています。

 

私の中で靴磨きは基本的に自分自身で行うべきものという考えがありますが、やりすぎは革にとって良くないですね。これは確実です。そもそも頻繁に磨かなくてはいけない革というのは上質ではないと思います。

 

どんなに上質なクリームでも有機溶剤は含まれていますし、ブラッシングや乾拭きでは摩擦熱が発生します。これは革にとっては大変負担になります。ですので頻繁にやるべきではないと思っています。単純に艶が無くなってきたからではなく、表面を触ってみて肌が感じる違和感の度合いに応じたクリームの量とブラッシングや乾拭きの実施具合を見極めていれば失敗はないかと思います。