先日の夜、仕事を終えて車で帰宅してる時、

この地域のコミュニティエフエムからモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」が流れてきた。

(街のコミュニティエフエムだけど、パーソナリティの方がピアノの先生兼作曲家だったり、音楽番組があるので運転しながらたまに聴いてる)


通勤距離がそれほど長くないので全楽章聴くことが出来なかったが、

帰宅してふと「ジュピター」が聴きたくなった。

いくつかCDは持ってるけど、こちらはかなり古い。


山田一雄さん指揮、新日本フィルの演奏。

山田一雄さんは、私はリアルタイムで聴いた世代ではないけど、こちらは学生時代に聴いてた一枚。

むっちゃ久しぶりに聴いてみた。


凛とした空気をもたらす1楽章。
弦楽器の奏でる旋律が、苦しみを取り除いて安らぎで包み込むような2楽章。
ギリシャ神話に出てくる神々の舞うメヌエットの後、
4楽章のフーガの部分が、オケの演奏なのにまるでパイプオルガンのように聴こえる響き。


聴いてて少し気持ちが救われたような気がした。
と同時に今を精一杯生きなければ。
そんなことを思った。