世の中には人道的な激辛と、

国際社会が条約を締結して抑制しなければならない激辛があると思う。

今回そんな経験をした。



初戦は口のなかでナパーム弾が炸裂するような痛辛さでのたうちまわり、



その次は激辛ではないが、大量の麺の海のなかで撃沈され、




別にシリーズ化するつもりは全くないのだが、

今回挑んだのは、


獄激辛担々麺

多少、耐性はついたと思う。

ソースにも注意喚起が記されてる。

今回は通常のペヤングと同じ量なので、
口のなかでなるべく舌にのせずに、
咀嚼回数を減らす、
これにより激辛に直接触れるのを最小限に抑えながら食す作戦に出た。

これなら大丈夫、獄激辛ハーフ&ハーフの時のようにベッドに転げまわることはないかも。
と思った矢先、ハッとして箸が止まった。


口のなかで直撃しなくても、激辛が至近距離で起爆して無数の破片が舌に突き刺さるような感覚、
そして自分の息が辛さに炎をもたらして、またしてもぶっ壊れた。
まるでVT信管が炸裂するような辛さ。
※VT信管
第二次大戦末期にアメリカが実戦投入した。
艦船から敵の航空機を撃ち落とす対空砲弾で、
標的に命中しなくてもその至近距離で砲弾が炸裂し、無数の破片で標的の航空機を木っ端微塵にしてしまう。マリアナ沖海戦などで使用。


なるべく口のなかに触れないように飲み込むようにするが、やはり喉から食道を通るあたりで起爆して激辛の火柱が口に逆流してくる。
他社の激辛が普通に思える。


通常の量だったので何とか完食出来た。
激辛はもう当分いいかなキョロキョロ