ザロモンセットのなかで、どの曲が一番好みか?
という問いに答えるのは難しい。
どれも好きな曲だが、しいて言えば99番変ホ長調と104番「ロンドン」かな。
99番はすごく完成度の高い曲だと思う。
これぞ「ザ・古典派」という感じがする。
(他の曲も古典交響曲だけど
)

手元にあるザロモンセットは
ブリュッヘン指揮18世紀オケ、
S.クンケン指揮ラ・プティットバンド、
そして
があり、今日はこのノリントンを聴いた。
数年前に購入したが、当初はロンドン・クラシカル・プレイヤーズ版が欲しかったのに欠品だったので、代わりにこちらにした経緯がある。
購入後、104番を聴いただけでそのまま自宅に眠ったままだったが、
今日全曲まともに聴いてみたら良い演奏だった。
距離感は少し遠目に感じなくなくもないが、細部まで聴こえて、たまに金管とティンパニが「素朴に炸裂」するところも良い。
97番の一楽章や95番の二楽章と四楽章などはいい感じだった。
94番は全くびっくりしなかったが別な意味で驚愕した。
やはり圧巻なのは104番。素晴らしい!
休日に聴くハイドンのシンフォニーは心地よい時間だった。