卵の発育にもミトコンドリア | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

ミトコンドリアって、よく聞くと思いますが、何だか分かりますかはてなマーク

 

簡単に言うと、細胞の中の組織の一つで、ほとんどすべての真核生物の細胞内に存在します。

 

何をしているかというと、エネルギー・・・ATP(アデノシン三リン酸)

の産生。発電所みたいな役割です。

 

発電所がなかったら・・・我々の生活が大変なことになるように、ミトコンドリアが働いてくれなかったら、大変な事態です。

 

ミトコンドリアを介さないATP産生経路もあるんだけど、それだけではとてもとても間に合わない。

 

ミトコンドリアがちゃんと働いてくれているかどうかで、健康も左右されます。

 

さて、こないだの子宝カウンセラーの会でもミトコンドリアのお話が出ましたビックリマーク

 

ミトコンドリアがきちんと働かないと卵子の減数分裂が正常に行われず、染色体異常の原因になるそうです。

 

ちなみに卵子の数は生まれた時にもう決まっている・・・というのは聞いたことがありますよね。

 

一番多いのは胎児期で700万個の卵子があるのですが、生まれた時点で200万、初潮のときには30万個に減ってしまいます。

 

また、排卵は毎月1個ですが、排卵の準備に入る卵子の個数は年齢によって異なり、32歳くらいまでは1000個、37歳くらいまでは100個、40歳になると50個、43歳になると数個になり、その中から取捨選択されてたった1個が排卵します。

 

失敗してもいいように、予備をたくさん用意しておく・・・ということなんですね。

 

年齢が高くなるほど予備がない・・・ということは、せめてミトコンドリアがしっかり働くための栄養をしっかり摂っておくことが必要です。

 

ほとんどの方が妊娠してから食事に気を付け始めるんだけど・・・赤ちゃんの始まりは妊娠する半年前から。

 

ミトコンドリアを元気にすることは、自分の体調も良くなります。

 

食事が不摂生、疲れやすい、冷え性、低体温、老化が気になる・・・病気じゃないけど体調悪い方はたくさんいますよね。

 

ぜひ元気になる漢方&栄養療法、ご相談くださいねビックリマーク