国際中医師をとりたいけど・・・ | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

こないだ薬剤師の人が来て、「漢方が好きで、国際中医師とりたいけど・・・」と悩んでいるとお話されました。

 

国際中医師をとろうかと思って、研修が受けられるところへ相談したら、「薬剤師なら、調剤薬局にお勤めの方が稼げますよ~。開業するなら別ですけど・・・」ってな感じでゆる~く断られたはてなマークそうです汗

 

今現在、調剤薬局でお勤めだそうですので、まぁそれはそうなんだけど、断るんだ・・・と思ってちょっとびっくりしました。

 

だって、勉強するのは自由だし、本人がお金払って勉強するんだから、別にいいと思うけどなぁ。でも、よかれと思ってアドバイスしたのかなはてなマーク

 

ちなみに、中国の本場の中医師と国際中医師は資格としては別物です。

 

本場の中医師は、針灸治療も含めて、東洋医学の治療全てができます。(日本では法律上できないけどね)

 

国際中医師は、世界中医薬連合会というところが認めた研修を受けて、試験に合格した外国人のための資格で、主に生薬の治療について学んだ人になります。

 

なので、中国で中医師として働くことはできません。(途中、留学は可能なので、それで中医師の受験資格を取れるんだったかなはてなマーク

 

日本では、医師と混同しないように、国際中医専門員と言う名前で呼ばれることが多いです。

 

私は20代のときに独学で漢方の勉強するのはとても無理だな・・・と思って、系統的に勉強できる中医学を選び、上海中医薬大学の通信で勉強して、試験を受け、国際中医師をとったのですが、漢方をやっている薬剤師の人がみんな中医をとっているわけじゃないし、中途採用で就職する場合は国際中医師の資格があるかどうか・・・よりも、相談経験が重視されます。

 

でも、務めてなければ相談経験も無いし、相談経験無いと雇ってもらえないし、じゃあどうするのはてなマークって感じですよね汗

 

新卒なら、学生時代に国際中医師を取っておけば、有利に漢方薬局へ就職できるかもしれません。

 

中途の方は、調剤と漢方相談と両方やっている薬局なら務めやすいかも。主の先生が漢方相談をやってたら、あんまり出番が無いかもしれないけど・・・汗

 

こだま堂も超忙しければ、漢方好きな同志に来てもらいたいけどね~。

とはいえ、薬局が狭いから人数増えても相談する席がないや・・・汗

 

それに今務めている登録販売者&国際中医師&国際薬膳師の熊代さんは、キラキラ超勉強家の超優秀キラキラな人なので、当分新しく雇うことはないだろうなぁという感じですチョキ

 

こだま堂に来てくれて、本当に助かってますラブラブ

安心して相談も任せられる誠実な人なんですよビックリマーク

 

勤務が水曜日と隔週金曜日だけなんですが、熊代さんにもお気軽に相談して下さいねウインク