こんにちは。
こだま堂の長峯です。
春から、また新たに宮澤先生の分子栄養学実践講座を受けている(受講は旦那ちゃんが・・・)のですが、分子栄養学、本当に奥が深くて面白いです
半分くらいは溝口先生のオーソモレキュラープロフェッショナル講座の復習になってしまいますが、「実践講座」なので、実際にアドバイスに役立つ内容が盛りだくさんという感じ。
また分子栄養学にお金かかる~と、講座の費用高いから迷ったけど・・・新たな発見もたくさんあったので、結局受講して良かったです。
受講生もどんどん増えているそうなので、これから栄養で身体を治す・・・というのが主流になっていくでしょうね
身体は食べたものから出来ているんだから、食べ物を変えないと良くならないよね。
勉強している人が増えてきたから、追い越されないように頑張って勉強しないと・・・・
さて、いろんな事をしても体調が良くならない、サプリも効かない、漢方も効かない・・・という方。
とにかく一番初めは血糖コントロール&胃腸改善からスタートです。
炭水化物でお腹いっぱいにしたり、甘い飲み物を飲んだりして、血糖値が乱高下すると、それに対応するホルモンや神経伝達物質が分泌され、体調も乱高下します。
夜、寝てるときに歯ぎしりする人も、寝ている間に低血糖を起こしているんですって
低血糖になると血糖値を上げようとしてアドレナリンがでて、食いしばりや歯ぎしりをするそうです。
また、胃酸が少ないとタンパク質が分解できなかったり、ビタミンやミネラルがうまく吸収できない、悪い菌を殺菌できない、便秘をしていると有害金属など毒素が排泄できないし、下痢をしている人も栄養が吸収出来てない。
悪玉菌・・・カンジダや酵母は腸粘膜に根っこを張って、穴をあけてしまうし、そうするとリーキーガットの原因になって、食物アレルギーを起こしやすくなったり、グルテンやカゼインが未消化のまま、血中に入って悪さをするし・・・とにかくいろいろ、胃腸から様々な病気の連鎖が始まります。
一般の方はびっくりするんだけど、胃腸って厳密には体内じゃないんです。
口から肛門まで、ホースみたいに中空でしょ
胃腸から吸収されて、血中に入ってからが体内になります。
だから、もっとも体内に近い体外が胃腸なんですよね。
漢方でも胃腸が悪い人は、他にどんな主訴があっても胃腸の治療からスタートしないと効かないです。
それに腸内細菌が漢方薬の成分を活性化するということもあるし。
胃腸を良くする漢方薬と養生はセットで行わないとダメってことですよね。
とにかく胃腸はとても重要。
でも、その改善の仕方は人によって使うものや順序が違います。
漢方相談と分子栄養学の相談と、一緒にやろうとするとものすごく時間がかかっちゃうから困るけど、身体を治すためには必要だよな~と悩みます・・・。
真の健康を目指すのは、なかなか大変かもです