赤ちゃんの食事 | こだま堂漢方薬局のブログ

こだま堂漢方薬局のブログ

東京都多摩市・府中市にある漢方専門薬局です。
漢方・健康の話題を中心にブログを書いていきます。
ぜひ遊びに来てね!

こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

yahooニュースでこんな記事を見つけました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/75deb6d6f1b29c2278af491bf2c8197d3b055104

 

 

 

日本では、離乳食・・・といったら、薄いおかゆからスタートして、裏ごししたカボチャとか、コーンをスープにしたもの・・・というイメージですよね。

 

実際のところ、私は子育てをしたことがないので、それが本当に一般的なものなのかどうかわからないのですが、分子栄養学を勉強している時に、「日本の赤ちゃんの離乳食は栄養失調になってしまう」という話は聞きました。

 

海外では、いったい離乳食に何を食べるんだろう・・・と不思議に思っていたら、離乳食に「肉の瓶詰」はてなマークとかあるらしく、タンパク質を意識した食事だそうです。

 

母乳や粉ミルクから離乳食に切り替わる時期に、栄養失調を起こしている赤ちゃんが多く、それが原因で夜泣きやアトピーになっている可能性もあるとか。

 

ちなみに、栄養不足のお母さんの母乳は、やっぱり栄養不足だから、むしろ粉ミルク併用の方が良いのです。(だから粉ミルク育児に罪悪感持つことないんですよ~!!

 

離乳食でアレルギーを起こすのが怖くて、白米のおかゆからスタートしてしまう・・・ということもありますね。

 

ひと昔前は、低アレルギーの食品から慣らして、胃腸がしっかりしてから卵や大豆などアレルギーになりやすい食品を徐々に食べさせると良いと言われていたんです。

 

が、実は早い段階から卵を食べさせた方がむしろ卵アレルギーになりにくいことが分かって、重度のアレルギー症状を起こすのでなければ、摂取制限は必要がないと変わりました。

 

成長期に栄養失調になる方が大問題だからです。

 

栄養失調・・・というと、「痩せる」というイメージしかないですが、ビタミン・ミネラルは、タンパク質の合成・・・酵素の原料に必要です。

 

よく勘違いされますが、酵素を飲んでもダメですからね、自分で作らないと!!

 

良質な脂質は細胞膜の原料になりますし、神経細胞が正常に働くためにも必要です。

 

なんかね、お母さんはみんな頑張ってるから、「〇〇した方がイイ」とか、「〇〇しないとダメ」ってプレッシャーになって、産後うつ病になりやすいし、こちらもいろいろ言いにくいんですよ・・・。

 

でも、産後うつも栄養失調・・・まずほとんどが鉄不足ですから!!!!

 

(日本の産後自殺率は世界一位だそうですよゲッソリ

 

だからとにかく、妊娠前、妊娠中、産後・・・・・ダイエットよりも、モリモリ栄養を摂ることを優先してほしいんです。(カロリーじゃないよ)

 

産後太り・・・はてなマークそんなもん、子育て終わってからダイエットすればいいじゃん。

 

それに年取ったら、痩せるとシワになりやすいし、気にしなくてよし!!!?(年取るとだんだんそう思うようになります汗汗汗

 

私はがっちり体型の肝っ玉かあさんキラキラって、頼りになりそうで、なかなかかっこイイキラキラと思うけどな・・・。

 

まぁいろいろ書くと、また不安になるお母さんがいるといけないので・・・、わざわざ離乳食用に作らなくても、味付けする前の大人の食事を赤ちゃん用に取り分けたりすればいいし、レバーペーストとかレトルト使ったり、粉ミルク粥なんかでもいいそうです。

 

だって、野生の動物も離乳したら、いきなり親と同じもの食べるんだから、全然大丈夫ですよ~。(のどに詰まらないように、食べやすさと食べちゃいけないものだけ気をつければOKビックリマーク)