人類とウイルスの攻防

　こんにちは。

　こだま堂の長峯です。

　最近、いろんな伝染病が流行ってますよねー。手足口病とか、風疹とか

　手足口病はワクチンは無いけど、風疹はワクチンが推奨されています。

　今なら、40〜57才の男性は無料で抗体検査＋ワクチン接種をしてもらえるので、うちの旦那ちゃんも行ってくる予定です。

　私は何年か前の流行の時に受けたんだけど、ワクチンを打っても抗体がすぐ無くなっちゃうことも多いみたいなんですね。

　ワクチンを打ったのに抗体を調べたら低くなってた・・・とか、不妊治療中に抗体を調べたら異常に高く、たまたま風疹に不顕性感染していることが分かって、不妊治療をストップされた方などがいらっしゃいました。

　妊娠中の初感染でなければ、先天性風疹症候群のリスクは少なくなるので、やはりワクチンは受けておいた方がいいですが、感染を完全に防ぐという意味では効果は意外と低いのかな・・・と思いました。

調べなかったら不顕性感染は分かりませんからね。

　あと、最近読んだ興味深い話で、インフルエンザワクチンを受けた方がインフルエンザに感染すると、呼気中のウイルス排出量がワクチンを受けずに感染した方の６倍なんだそうです。

　なので、ワクチンがインフルエンザの大流行を起こしている可能性もあるんですって

ウイルス・・・一体なんてヤツなんだ

　ワクチンを打って軽く済むと思わせといて、密かにものすごい増殖している・・・ってスゴイしくみです

　ワクチンは身体の免疫システムを利用した素晴らしい予防法ですが、ウイルスもそれに負けずにジワジワ抵抗しているんですね。

　ちなみに、帯状疱疹を発症する大人が近年増えているのも水疱瘡にかかる子供が減ったから・・・という説があります。（ワクチン＋少子化）

　水疱瘡が流行することで、知らないうちにウイルスに接することになり、抗体が増えて帯状疱疹が発症するのを抑制してくれるんですって

　保育所や幼稚園に勤務している方は帯状疱疹の発症が少ないそうで、それは園で水疱瘡が流行ることで抗体が強化されているらしいです。

　でも、水疱瘡に感染したせいで、将来帯状疱疹を発症するリスクを持つことになるんだから、ん～なんだかな～という感じです。

　水疱瘡を流行させるわけにはいきませんから、水疱瘡に罹患したことがある大人はワクチンを打つことで免疫強化するしかないのかな

人類とウイルス・・・戦い続けるのが自然の摂理なんでしょうかね～