こんにちは。
こだま堂の長峯です。
前に症例集積研究の話をしましたので、抗癌漢方と言われている商品Aの結果をご紹介したいと思います。(聞いた症例ではなくて、実際に私が相談してお客様に使って頂いた症例です)
注意点ですが、効いた=治ったではないです。
あくまでも数値が改善したり、レントゲンなど見た目での判断基準です。
また良くなったことが絶対的に効いたとも断言することはできません。
ですが、一応客観的に判断して分けてみました。
①卵巣ガン・・・結果×
手術、抗がん剤治療後の再発。病院で再度抗がん剤治療を勧められるも拒否。Aを飲んだが全く効きませんでした。
②卵巣がん・・・結果○
手術・抗がん剤治療後に腫瘍マーカーが上昇。Aを飲み始めて、腫瘍マーカーは下がりました。が、1年後上昇、再度Aを飲みましたがそのときは効果なし。
③肝臓がん・・・結果〇
転移・再発で抗がん剤治療をしていましたが、効かないとのこと。抗がん剤をやめ、Aを飲み始めてすぐ腫瘍が大きくなるのが止まりました。以後継続。ただし、1年後、肺炎をきっかけにまた増殖しはじめてしまいました。
④胆管がん・・・結果○
手術後、腫瘍マーカーの上昇で、抗がん剤を勧められるも拒否。Aを飲んで腫瘍マーカーが下がりました。以後上がることはナシ。
⑤腎臓ガン・・・結果△
病院から特に治療は勧められていない。Aとその他漢方を飲み始めてから寝たきりから、外出が出来るまで体調が回復。ガンは変化無しですが、ご家族さま曰く、「これはすごく効いてる」とのこと。(腎臓ガンはあまり増殖しないがんと言われています)
⑥肝臓ガン・・・結果
転移・再発。Aを飲み始めて、目がかゆくなってしまい中止。病院の治療(手術・抗がん剤)をして、比較的お元気に過ごされています。
⑦脳腫瘍・・・結果×
転移した脳腫瘍で以前からAを飲んでいた方。こちらでは1回しかお出ししていませんが、後に効果なしと伺いました。しかしその後未治療で進行はせず、1年後も現状維持。
⑧肺がん・・・結果○
再発で抗がん剤は拒否。Aを飲み始めて4ヶ月後、レントゲンにうつった陰が消失。
⑨膵臓ガン・・・結果△
手術・抗がん剤治療後、再発あり、腫瘍マーカー上昇。A以外も飲んでいたのでどれが効いたかわかりませんが、次の検査までに下がっていなかったら抗がん剤治療をする予定だったのが、下がったことにより経過観察に。
9例中、○は4つ、×は2つ、△は2つ、飲めなかったは1つです。
がんの専門医が見れば、結果○の症例も効いたうちには入れないかもしれません。というのは、影や腫瘍マーカーだけでは、絶対的な転移や再発とも言えないので、がんじゃないものがたまたま消えただけと言われそうです。
でも、過去にガンと診断され、再発またはその可能性ありと言われ、手術や抗がん剤治療を勧められています。
もしAを飲まないで抗がん剤治療をやったとしたら、がんじゃないものに抗がん剤を投与したのかという反論はできると思います。(まぁたぶんがんだけど)
また、これをみて結構効くのかなと思われた方もいるかもしれませんが、冒頭に記した通り、効いた=治ったじゃないんですよね。
がんって5年~10年経過を見て、再発がなければ、初めてもう大丈夫ですよと言えるので、数値が良くなったり、見えなくなったりしただけでは、効いた・・・かもしれないけど、治ったとは言えません。
結果○の中には、初めは効いても、後で効かなくなった人も含まれてますし・・・。
むしろ思ったほど劇的な症例がなくて、そんな効かないのか~ってガッカリされる人もいるかも。(Aだけなので、症例が少ないけどね)
・・・いろんな広告宣伝では「○○ががんに効く」って聞くと思うんですが、ん~・・・そんな簡単じゃないと思います。
だからそういうものを使ってみたくなっても冷静に判断しないと、だますような悪いヤツもいるかもしれないから、気をつけて使って下さい。