肌の乾燥 | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんばんはお月様

こだま堂の長峯ですチュー


昨日の勉強会は、老化に伴うお肌の乾燥・痒みについて、でしたビックリマーク

まぁ老化じゃなくて若い方もご参考にビックリマーク

お肌の乾燥の痒み(老人性皮膚掻痒症)に有名な漢方と言えば、当帰飲子ですね。

当帰飲子は『血を増やして痒みを改善する』漢方薬です。

すぐに効く人もいるんですが、なかなか効かない方もいるんですよね。

今回はその対応について。

血が増えるのには時間がかかるので、できたら3〜4ヶ月は見てもらいたいんですが、それだけしっかり飲んでも変わらない方は、腎精不足があります。

精が不足すると血や津液が補えなくなって、乾燥しやすくなります。

補血+腎精を補うことで、より血が増えて肌は良くなります。

腎精を補うなら、動物性の生薬が効き目がいいんですが、結構高いんですよねポーン

亀鹿仙なんかはすごくいいんですけどねぇ〜。コラーゲンなんか飲むより断然ビックリマークビックリマークビックリマーク

やっぱカメちゃんパワー万年ですよウインク

手頃なものなら、婦宝当帰膠に阿膠が入っているので、当帰飲子と併用するといいとのことでした。

また、カサカサしてないのに痒みがある場合は、衛気不足が多いそうです。当帰飲子にも衛気を補う黄耆が入ってますけど、少ないですね。

ただ単純に黄耆製剤だけでいいわけではなくて、その痒みが温まると悪化するかそうでないかで使う生薬が変わります。

西洋人参は涼性なので、温まると痒い人には使いやすいんだけど、これも高いんだよね。

温性の補気薬しかない場合は、虚熱を取るものと併用するといいとのことでした。

まぁ、あとは単純に洗いすぎないとかね。乾燥してなくても冬場に毎日洗うのは洗いすぎですよ。

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