子供の異常と食べ物 | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちはビックリマーク


こだま堂の長峯です。



まだまだ全然知られていないんですが、子供の異常行動について、食べ物との関係が疑われています。


漢方ですと、疳(肝)の虫が強い子・・・ってわけで、抑肝散や柴胡加竜骨牡蠣湯などの、精神を落ち着かせるものを使ったりするんですが、食事を変えたら良くなったケースも少なくありません。


たとえば、亜鉛不足があると、興奮傾向になって落ち着かない症状が出ます。


一部のお母さんは妊娠中に貧血でも気にしない・・・というか、鉄剤を処方してもらってるから大丈夫でしょはてなマークって感じで、あんまり食事を改めようとしないんですよね。


貧血って鉄不足だけじゃなくて、亜鉛・銅・コバルト・葉酸・ビタミンB12・・・など様々な栄養素が関わっているですが、病院で処方されるのは基本的に鉄剤(しかも非ヘム鉄)だけです。


妊娠中に味覚が変わるのも当然のように思われていますが、実は亜鉛不足による味覚障害の症状です。(マタニティブルーや産後鬱も栄養不足が疑われます)


また、粉ミルク(人工乳)は母乳と比べて、亜鉛が少なく、吸収率も劣ります。(1/4~1/10とか叫び


胎児~授乳期、離乳食が始まっても白いおかゆなどの精白食品しか食べていなかったら、どうなるか・・・ビタミン・ミネラルは不足してしまいますよね。


しかも砂糖が入ったものをたくさん摂っていたりドクロ・・・亜鉛不足まっしぐらだよビックリマーク


お母さんが悪い・・・と責めるんじゃなくて、きちんと妊娠前・妊娠中・授乳中の栄養不足がないかどうか、しっかり見守る医療体制がもっと整うべきですよプンプン


栄養状態の検査をするとか、食事傾向をチェックするとかだけでも・・・未病を防ぐ・・・というのが全然なっとらんプンプンと思います。


そうそう、何人か子供さんがいる方で、後の子は妊娠中からワタナベオイスターを飲んでいたそうですが、飲んでなかった時の子と全然違う、差を感じる・・・と言っている方がいました。


もっと詳しく聞きたかったけど、お子さん本人もいたから、聞けませんでした汗


優秀な子もそうでない子もみんな平等ですもんねニコニコ


小さいお子さんだと、オイスターは喜んで食べる子がほとんどで、実際、疳の虫が収まったり、落ち着いて行動できるようになる子も多いです。(勉強もできるようになったり!?


小学校高学年~中学生になると、味覚が決まってしまうのか、好き嫌いがあります。(錠剤のまま飲めばいいんだけど、反抗期もあるのか、飲まない子も多い・・・)


あと、栄養不足以外に、遅延型アレルギーや特定の食物に対する麻薬様症状はてなマークが出る子もいます。


小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)に反応する子が多いようですが、砂糖や卵がダメだったケースもありました。


厳格に制限すれば2週間位でも効果がわかるそうです。(またアレルギー検査では出ないけど、とりあえずやめてみたらよくなったケースもあり)


私は検査で調べてはいないのですが、グルテンと乳製品は良くない感じがあるので、前と比べて95%くらいはやめています。


頭がぼーっとする感じやめまいがなくなったので、その不快感と比べれば意外と苦労には感じません。


食べ物から気をつけてみるのも大切ですよひらめき電球