COPD(慢性閉塞性肺疾患)・・・一般的には肺気腫という名前で知られている病気です。
タバコを吸っている方に多く、一度発症すると治すことができませんので、苦しくならないように呼吸を助ける治療をしていきます。
漢方薬では、咳・痰・疲労感などに応じて調合していきます。
体質改善・・・といえども、やっぱり「治す」ことは難しいのですが、漢方薬を服用して体調が劇的に楽になる方もいるようです。
現在、うちの薬局にもCOPDの治療で漢方を続けている方がいらっしゃいますが、漢方の服用初めは結構元気になってきた感じがありましたが、1年ほど経過した現在は、漢方に慣れてきたこともあるでしょうし、病気の進行のことも関係してか、効いてるかはあまりよく分からない・・・感じだそうです
でも進行が早まると心配なので、毎日きちんと続けていらっしゃいます。
こちらの方は毎週吸い玉療法も受けているのですが、どうも吸い玉の方が自覚的に呼吸が楽になる感じだそうです。
吸い玉をやった日は調子がイイんですって
吸い玉とは、ガラスやプラスチックのカップを肌に吸い付ける健康法で、韓国で特に有名です。
背中にくっつけるとこんな感じ。
皮膚の血流が悪く、硬くなっていると多少痛みがあったり、内出血のどす黒い跡がついたりしますが、副作用は無いので、安心して受けられます。
(血友病・抗凝結薬など出血しやすい方は、内出血がひどくなるで、オススメしません)
ブドウ色のかなり濃い跡がついても、2~4週間くらいで必ず消えますし、続けているとだんだん血流のよい血管が再生されてくるので、跡がつかなくなってきます。
ちなみに、瘀血がひどい場合は瀉血(しゃけつ)もすると劇的に効きます。(病院でしかできませんけども・・・自分でやっちゃう方もいます)
私の場合、初めてやったときは、結構痛くて、うわーという感じに真っ黒い丸がたくさんつきましたが、今はそういうのはつかなくなりました。(瀉血はしてませんよ)
肩こりはすぐ効くので、重宝しています
肺気腫の息苦しいのが何故良くなるのかはわかりませんが、皮膚の新陳代謝を活性化して皮膚呼吸が促されるのかもしれませんね(医学的には皮膚呼吸説は
なのですが)
カップを吸うだけの誰でもできる簡単な健康療法なので、ぜひ皆様もお試しくださいませ