「堪忍」 | KODAMA814の手帳 再出発応援

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素晴らしかった! 

最後に思える人生を。

自分の意思で動ける間は「困難」「苦難」「快楽」「愉快」全てを受け止める。

世の中に影響されずに「自分の道」を歩いて行ける術を実践したいと思っております。

(^_^)


暑さも増して来ました。水分補給をしながら体調にお気をつけ下さい。


師匠の会社に立ち寄り、色々と雑談をして来ました。


経営者として「何を考え、何を目指して居るのか?」を再度知りたかったからです。


「50歳」の何処にでも居る中年の話として読んで頂ければ幸いです。


・・・


昔、ある仕事をしておる時「師匠」に言われた事を覚えてます。


「目の前の仕事、業務こなすだけやったらうちの◯◯でもしよるで」


◯◯とは、師匠の娘(当時小学生)でございます。


鉄板焼屋、土産物屋をやってた頃ですが「組織力」は非常に貧弱だったと思います。


業務として時間から時間を過ごす空気、言うなれば「別に人間で無くロボットがやっても出来る」感覚です。


わたくし自身、肌で感じておりましたが「その理由」は自分には無いと思っておりました。


(自分は一生懸命やってる。みんながもっと考えて動いてくれたら良いのに・・)


(時間潰しに来てるんかよ? 言う事は一丁前やけど上っ面だけやな)


正直、思ってました。


結論を先に書かせて頂きます。


仕事をする事と、組織を牽引する事は別次元。


長たる者の「心の在り方」が、そのまま生き物としての組織に反映されるのは確かだと思います。


みんなの「やる気」や「充実感、達成感」を埋没させて、己の評価や立場を守る事を第一に考えておりました。


良い人に見られたかったですし、出来る人間と思われ続けたかった。


伸びて来る者や真実を言って来る者は疎ましかったですし、案や提案等には (黙って働いてたらエエねん!)と正直思ってました。


俺が此所の大将や黙っとけ!


自分の立場に溺れ、自分の収入を考え、自分の評価を最優先する人間だった訳です。


表面上、上っ面では「綺麗事」を語っておりましたが、内心は「己の保身」だけでございます。


その内心、言わば「本心」は必ず見透かされますし、そのまま「組織の空気」として反映されます。


皆さん「大人」ですから、その様なわたくしにも合わせてくれますし立ててもくれます。


ですから「当の本人」、わたくし自身は勘違いしたまま生きておりました。


どの様な集団に成りますかと言うと、只出勤しそこそこ働いて、程よく合わせ、時間に成れば帰る・・


提案、改善、工夫をする訳では無く、お客さんや自分達の喜びや達成満足感を考える事等皆無。


言われた事、目の前の作業をこなすだけ。


その姿、姿勢を見て思う・・


(コイツらホンマに次元低いな!何しに働きに来とるねん!?)


信頼関係は無い。


秩序もまとまりも、規律も在ったモノでは無い「無法地帯」が出来上がります。


原因は「わたくし」です。


その様な集団、組織は希に存在します。


組織集団を見れば、良くも悪くも「その原因」はおおよその検討は付きます。


心は、そのまま「組織の姿」に反映されます。


自分に都合の良い人材で固め、自分の都合の良い言い訳や解釈で「全てを正当化」する。


言わなければいけない事を言わず、言わないクセに講釈だけ垂れる・・


その様な姿を、みなさん「見てない様で見てる」のは間違い無いです。


わたくしが気を許せると思ってた「パートさん」に何時も講釈を垂れてました。


「ふん、ふん。そうですね」


合わせてはくれてましたが、その方も「生活」がございますから合わせてるだけです


身近な存在だからこそ、誰より「わたくしの考え」を知ってますし、誰より「器のちっさい男やな」と見に染みて見透かしてます。


これは後年、直接言われましたから「事実」でしょう。笑


どの様な立場でも同様でしょうが、上っ面の思いや言葉発言は必ずメッキが剥がれ「本心」が行動発言に宿り随所に現れます。


こうしよう、ああしようと発言して


心から真剣に思ってる人は、誰がどう言おうが思われ様が実行しますし・・


心では(どうでも良いやん、自分には関係あらへん)と思ってる人は実行しません。


其処を、人は本能的に見ている。





これから社会で活躍する方、組織で責任在る立場に在られる方、この先何か自分で挑戦し組織を牽引するで在ろう方・・


作業、業務の遂行と、組織をまとめ方向性やみんなの人生を華開かせる事とは「使う頭」が違うと言う認識も必要ではないでしょうか。


自分の事も勿論大切ですが、働く空間で在る「組織、集団」をどの様に輝かせ活気付けるか?


一人一人、見てる世界も違えば考え方や捉え方も十人十色。


わたくし達が「車」で公共の場を走れるのも、様々な考えの人間を安心して公正に秩序付けてくれる「交通ルール、法律」の存在のおかげ。


その根本には「みんなが安心して事故の無い交通社会を」と言う思いが在ればこそ。


わたくしは、その様な考えや思いは無く「自分が事故らんかったらエエ。そんなモン言わんでも分かるやろ?」と自惚れ他者への思い遣りや感謝が全く無かった。


みんなが、お客さんが、社会が「こうしたら喜び助かるやろ」「こうしたらみんなが、お客さんが、社会が困るやろ」と言う発想は無い。


オレが一番!オレの立場、生活、評価を守れれば如何なる演技もして見せる!


繰り返しますが、その「心」は間違い無く五感の世界で表現されますし隠し切れません。


貴方が何らかの「集団、組織」を牽引する立場なら、その心は組織の体質に反映される。


わたくしは、その様な組織に自ら造り上げ「潰して来た」実績がございます。


景気や立地、商品やメニューが原因で閉めたのでは無く「わたくしの心の在り方」が必然的に世の中から必要とされないと判断され閉めた訳です。


居抜きで引き継いだ「後の店」は、似たような商品でしたが潰れず流行りました。


働いて居た「みんな」も引き続きその店で働いてましたが「見違える様な動き」でイキイキとしてました。


お忍びで遠くから「その姿」を目の当たりにした時の・・あの切なさ惨めさは忘れません。


自分がどれ程「自分の事」しか考えず、みんなやお客さんの事を蔑ろにして居たのか・・


穴が在れば入りたい、正にその様な気持ち。


気付いた・・


何らかの立場に在り「責任」の範囲が広がる程、自分の一挙一動が「多くの人」の幸不幸に直結してる。


師匠が遠回しに言いたかったのは、「キミ何かはき違えてないか?」と言う事だと思います。


自分の為だけに生きるなら、小学生の女の子でも出来る。


大人として、男として、集団を導く者として「よく考えてみろ」


伝えたかったのだと思います。


心、意識は「等身大」で五感の世界に反映され具現化される。


貴方の「心」が、そのまま組織の空気や体質に成り従業員にお客さんに社会に伝染する。


真っ直ぐ誠実に、みんなの笑顔や喜び顔を描き生きた方が良い。


何度も書いてしまいますが


姑息で卑怯な事をして迄「自分」を守る為だけに生きると「周り」が不幸に成る事も在る。


極端ですが


自分はどう成ろうが構わない!こうすればみんなが安心して喜んで笑顔に成り助かる!


その心、意識、姿勢で生きれば伝わりますし「どの様な状況」で在ろうとも世の中から必要な存在集団に変わる。


結果として、自分にも安心や喜びが訪れる。


みんなの事なんか知ったこっちゃ無い。こうすれば自分の立場面目はたもてる!


それも、結果として自分に反ってくる。


この世界は「心、意識」が寸分の狂い無く映し出される空間。


その事実、法則に「人」は中々気付けませんし認める事も出来ない。


わたくしも、その様な類いの話は信じてませんでしたし感心も無かった。


たから状況に流されまくりましたし、己の考えや意識に原因が在るとも思えなかった。


人間として「魂」を高め磨き、人として善き道を選択する姿勢。


自分だけが助かろう、良い思いをしようと思うのが人間ですし、人を評価したり非難したりして自らを正当化させたいのも人間の性。


その為なら、事実をぼやかし歪め「あらゆる手段」を駆使して仲間や味方を付けたいのも人間の性。


そんな「人間界の当たり前」と言われる常識、上手な生き方に違和感を持っておられる方々がこのブログを開き読んで下さってると思います。


善き方向、選択を選び、人として、生き物として「魂を、意識を、人生を高めたい!その道を歩んだ末、例えどの様な状況境遇に成ろうと構わない。真っ直ぐ正直に誠実に生きる


その様な覚悟、意識でこの世界を生きておられる方々がいらっしゃる事がわたくしの励みに成っております。


最後に少しだけ・・


活かしきれてませんが、わたくし自身の体験も含め「見て来て」心から思う事がございます。


人間社会を上手く生きる事は容易い。


口八丁手八丁で何とでも生き抜く事は可能だと思いますし、それが「最善の生き方」なのかも知れません。


でもね


その様な常識に違和感無く「今」をリア充の如く生きていらっしゃる方が「このブログ」を読んで下さってるとは思えない。


(何かが違う・・本当に自分は、世の中は、人間は善き方向へと向かってるのだろうか?)


更なるたかみ、次元を目指してる方々が読んで下さってると思い浮かべ書いてます。


自ら、曲げず歪めず抗わない選択をする生き方は「魂を新しい次元へと導いてくれる」。


確かな事実だと確信してます。


善き流れに乗り、惑わされずその場の空気や雰囲気に飲み込まれる事無く・・


本当にそれは「善き選択なのか?」を自身で判断し、自分に責任を持って前に進めば「不安」が入り込む余地は無くなる。


この人生、極限迄自分を高め浄めてあの世へ行く!


地球での最後の瞬間に、(色々在ったけど面白かった、ありがとう)と自分や世の中に感謝して立ち去り、あの世で待つじいちゃんばあちゃん、おかんおとん、愛犬、会いたかった人へ言う・


「どう?見ててくれた? まともな生き方してたやろ✨」


その楽しみが在るなら、この世での「人として善き道を歩く事」等知れてる。


その様な、とてつもない「時空を越えた考え方」も自身を奮い立たせてくれる意識だと思います。


自分に合った、自分だけの「明確な自分の在り方、世界」を見付ければ良い。


自分が「自分を好きで居られる選択」を信じて貫けば良い。


善き世界、悪しき世界を創造し映し出してるのは「自分の意識」でしか無いのだから。


その自由の使い方を知れば、自分が主役の人生を映し「その中」を確実に生きれるから。




長々と読んで頂き、ありがとうございます。



今回の話の内容で、過去の「わたくしの思考」が何となくイメージ出来ると思います。


みなさんは、その真逆の事を思い浮かべ「前」に進めば良いと思います。


人生の「時間」は何より貴重です。


無知が故に「遠回り」をしないで済むなら、それに越した事はございませんから。


腐ってやがる・・


世の中に嫌気が差すのも分かりますが、それは誰の内面にも在る姿。


他を見てとやかく言うなら、己を高め向上させる事に時間を費やした方が良い。




がんばって (^_^)




上手く生きる事、世渡り上手に生きる事が「正しい、賢い」と信じ込む必要は無い。


人として善いのか?腐ってるのか?だけを判断基準にしていても生きれる。


それは確かだと思います。


男女関係無く「格好良い生き方」を目指したいモノです。


砂漠で少ない水を分け合うなら「オレは良いよ、全部飲みなよ」と言える男で在りたいですし


災害や被災した極限時、誰かが犠牲に成ればみんなが助かる状況で在るなら率先して手を挙げ「犠牲」すら厭わない人間で在りたい。



イケイケ~✨ \(^^)/