~尊い光を待っているあなたへ~


こんにちは!


尊い光を待っているあなたの応援団長、小平寛子です。


今日も『出産』について、お話します!


スタッフが帰っていき、LDRの中は落ち着いた雰囲気を取り戻しました


助産師さんと一緒に、陣痛の痛みをのがす呼吸法をゆっくり行いながら、一睡もすることなく、朝を迎えました。


朝になると、立会い出産を希望する主人がLDRに来て、昨夜の大事件の全貌を助産師さんが説明してくれました。


また、私が出産するのは大学病院のため、助産師さんから、可能であれば、助産師の卵を研修生として、出産に立ち会わせていただきたいと言われました。


私たち夫婦は、この申し出を承諾し、主人は承諾署に署名をしました。


この助産師さんの卵ちゃんが、この後、大活躍することになるとはつゆ知らず


朝の8時、先生が診察


昨夜の大事件の後なので、丁寧に診察が行われました。


経過は順調、子宮口もいい感じに開いて来ているし、問題なし。


おまけに、先生がこんな嬉しい一言


『陣痛促進剤を使おうと思っていたけれど、自然陣痛が始まったから必要ないね』


と、言ってくれました。


この言葉に主人も私も一安心


先生が帰って、助産師さんの卵ちゃんがやって来て、挨拶をしてくれました。


『出産に立ち会わせていただく機会をいただき、本当にありがとうございます。出産がスムーズに行えるよう、全力で務めさせていただきます』


と、まぁ、嬉しい頼もしい一言を


正直、出産なので、デリケートな部分を全開でさらけ出すわけですから、嫌じゃなかったと言えば嘘になります。


が、こんな丁寧なご挨拶と真っ直ぐなキラキラとした瞳を見れば、42年も人生を生きてきた私には、この助産師さんの卵ちゃんが、どんな方かは一発でお見通し


『この方なら間違いない』


そして、私の目に狂いはなかった


助産師さんの卵ちゃんが大活躍


何がいいって?


『褒め上手なんですわ』


自然陣痛が始まった私。痛みを上手にのがすことが出来ると


『本当にお上手。その調子』


とか


『体勢を変えるのが上手です』


とか、本当に褒め上手


褒めらると本領発揮する私にとって、この褒めらることが、どんなに有り難いことか


しかも


卵ちゃんが1人になることは許されないので、先輩助産師さんとセットで対応してくれるのですが、この2人の息がピッタリ


先輩助産師さんは卵ちゃんがいるので、背中を見せようと本領発揮、卵ちゃんは先輩が見てくれているので、安心感に包まれながら、本領発揮するから


相乗効果で最高のパフォーマンス


つまり


LDRにはお産のプロが2人


となると、出産ど素人の主人


『残念ながら出番がない』


出番がないどころか、足手まとい状態


ちょっと長くなってきたので、また明日!


今日も素敵な1日をお過ごしくださいね!


高齢出産の現実〜出産その9〜