産婆稲荷(さんばいなり)

http://andor.circus.ne.jp/osamba/

 伏見区深草開土町にあり、JR奈良線「稲荷」、京阪「伏見稲荷」が最寄。伏見稲荷大社の境内地を抜けたほうが迷わないでしょう。

 伏見稲荷大社は、山宮として稲荷山に12のお塚(神蹟)を持ち、最後に巡拝するお塚がお産婆稲荷です。山宮巡拝は「お山する」と称され、「お産する」にも通じ、最後の御産婆稲荷は、願をかけてお山してきたことが産まれる場所とされています。その昔、御産婆のお塚の台地に神の使者の狐夫婦が土穴を掘って住み、子を慈しみ育てる様が「狐神は人の子を守護する」という信仰を生み、そのお塚は、子宝安産の神様になったということです。

 向かいのお産婆茶屋では、子宝・安産御守、安産帯、お供えする和ろうそくの他、甘酒・冷やし飴なども販売。

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※伏見稲荷大社・・・http://inari.jp/

 

城南宮(じょうなんぐう)

http://www.jonangu.com/

 伏見区中島鳥羽離宮町にあり、市バス「城南宮」が最寄ですが、「城南宮東口」も便利。

 平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建。平安末期、白河上皇がこの地に鳥羽離宮を造営し、院政を敷くと王朝文化が花開いたということです。御祭神は、国土守護の国常立尊、武勇の八千矛神(大国主命)、安産と育児の息長帯比売命(神功皇后)。御神徳は、方除け、旅行安全、安産など。あらゆる病に良い「菊水若水」も湧いています。神苑の春秋は花が咲き乱れているそうです。曲水の宴も有名。

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「腹帯地蔵(はらおびじぞう)」善願寺(ぜんがんじ)

 伏見区醍醐南里町にあり、京阪バス「醍醐和泉町」が最寄。地下鉄東西線「醍醐」が次善。

 光明皇后の発願で行基が地蔵尊を本尊として建立したのがおこり。平安後期に比叡山の僧源信が再興、天台宗に所属。定朝作の像高268.2cmの地蔵菩薩坐像は、平重衡の安産を祈願して造立され、腹部に裳の結び目があり、これが腹帯に見えることから”腹帯地蔵さん”として子宝安産信仰になったそうです。西村公朝作のふれ愛観音像も安産祈願でお腹に触れて祈るとよいそうです。

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御香宮(ごこうのみや)

 伏見区桃山御香宮門前町にあり、近鉄「桃山御陵前」が最寄。

 御祭神は神功皇后ほか六柱。皇后は御懐胎の御身で熊襲の後ろ盾を討ち、筑紫に凱旋されたそうです。安産の神として信仰が篤く、幸を招く御幸宮とも称しました。千百年ほど前、境内に大変香りのよい水が湧き出たので清和天皇より御香宮の名を賜ったということです。その水は「岩井の御香水」と呼ばれています。

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「日野薬師(ひのやくし)」法界寺(ほうかいじ)

 伏見区日野西大道町にあり、京阪バス「日野薬師」が最寄。

 藤原家宗が円仁より贈られた最澄自刻の薬師如来の小像を祀り、日野資業が薬師如来像を造りその小像を胎内に収め、薬師堂を建立して寺としたということです。その薬師如来は胎児をやどす婦人の姿と見立てられ、安産授乳の御利益があり、若い女性の篤い信仰を集めています。元旦から十四目、清壮年の信徒が褌一つで「頂礼、頂礼」と連呼する法界寺裸踊りがあり、用いられた下帯は、これも妊婦の腹帯として信仰を集めているそうです。ところで、日野は親鸞聖人が九歳で得度されるまで過ごされた地で、初めて御仏と結縁されたのが当寺の阿弥陀如来だとか。

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宝福寺(ほうふくじ)

 伏見区帯屋町にあり、市バス「西大手筋」が最寄。濠川と東高瀬川の間の通を大手筋通から北上して西側。

 開基は不明。真言宗を経て慶長年間に曹洞禅開山。金比羅大権現、聖観世音菩薩、十六羅漢など珍しい仏様が多くあります。子授けの陰陽石は、伏見城金比羅堂前に安置されていたもので、秀吉公と淀君との間に秀頼を授かったとのことです。陰石(右)と陽石(左)を、男女が反対の石を互いに跨いで心身清らかに祈願するとよいそうです。

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「羽束師神社」羽束師坐高御産日神社(はづかしにますたかみむすびじんじゃ)

 伏見区羽束師志水町にあり、市バス「菱川」が最寄。

 御祭神は高皇産霊神神皇産霊神。産霊神は日本最古の神様で、「むすび」の御力を持ち、むす=産む、ひ=力、です。御神徳は開運、縁結び、殖産興業、安産など。御鎮座は古墳時代、400年代とされます。水害の多い土地でしたが、江戸期の羽束師川の水路完成により現在の社殿も再建されるに至ったということです。

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長建寺(ちょうけんじ)

 伏見区東柳町にあり、京阪「中書島」が最寄。

 「島の弁天さん」と親しまれ、空海が彫ったとされる八臂弁才天を本尊とする真言宗の寺院。江戸中期、伏見奉行・建部内匠頭政宇の創建。商売繁盛・諸芸上達・財宝福徳のほか安産息災のご利益もあり、現世利益を求める参拝者が訪れます。かつては三十石舟が往来して賑わったようです。現在は宇治川派流の十石舟の船着場が直近にあります。境内には子育地蔵尊も祀られ、伏見の名水・「閼伽水」も湧いています。

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夜泣き地蔵尊(よなきじぞうそん)<境内地なし>

 伏見区昭和町(飯食町)にあり、京阪「藤森」が最寄。駅を出て南へ疏水沿いに進み、最初に架かる橋とは逆に少し西へ入ると、民家の壁に埋まった地蔵堂があります。昭和7年、壬生寺から地蔵尊を迎え、お祀りしたとのこと。幼児の夜泣きに悩む母親が祈願を込めるとたちどころに逃れられ、霊験は広く伝わり他町からの参詣者も後を絶たなかったそうです。

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日本三体子安地蔵尊(にっぽんさんたいこやすじぞうそん)<境内地なし>

 伏見区小栗栖宮山町にあり、醍醐コミュニティーバス「小栗栖宮山小学校前」が最寄。京阪バス「小栗栖」も便利。小学校の東に隣接する公園内に地蔵堂があります。安産のご利益があり、多くの涎掛けがかかっていて信仰がうかがえます。

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