水火天満宮(すいかてんまんぐう)

 上京区堀川通寺之内上ル扇町にあり、市バス「天神公園前」が最寄。

 御祭神は菅原道真公。公の死後都に落雷が続き、祈祷の命令を受けた尊意僧正が御所に向かう途中、賀茂川まで来ると突如水位が増し町へ流れ込んだ。尊意が祈ると水位は下がり、ひとつの石が現れ、その上に道真の霊が現れ雲の中に消えていった。その石が境内の登天石ということです。御神徳は水害・火災除け、厄除、合格祈願。本殿東に玉子石を祀った社があり、妊娠5ヶ月目にこの石を拝むと安産するそうです。眼に効能のある「金龍水」も湧いています。

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「王城地祭地蔵(おうじょうちさいじぞう)」佛陀寺(ぶつだじ)

 上京区寺町通今出川上ル鶴山町にあり、市バス「河原町今出川」が最寄。

 朱雀・村上天皇開基の勅願所。浄土宗の寺院。秀吉の御土居築造などで現在地に移転。本尊は阿弥陀如来坐像。正門左手にある地蔵堂の王城地祭地蔵は、もとは王城守護のためで、安産守護の信仰は裳の結び目が腹帯に見えることからとか。

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本隆寺(ほんりゅうじ)

 上京区智恵光院通五辻上ル紋屋町にあり、市バス「今出川浄福寺」が最寄。

 法華宗。室町期、日真の開創。幾度の戦災・大火に遭うも天分再興の本堂などは火難を免れ、不焼寺の異名が付きました。本堂東の夜泣き止めの松は五世日諦上人の伝説で、この松の周りを巡ると赤子の夜泣きが止むといわれています。松は三代目。樹皮を持ち帰る人が多く一、二代目は枯死とのこと。

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首途八幡宮(かどではちまんぐう)

http://www.nishijin.net/kadodehachimangu/

 上京区智恵光院通今出川上ル桜井町にあり、市バス「今出川浄福寺」が最寄。

 元の名は内野八幡宮で、宇佐八幡宮より御神霊を勧請、御祀りした社。御祭神は誉田別尊(応神天皇)、比咩大神、息長帯姫命(神功皇后)。源九郎義経が金売吉次とこの地で落ち合い、八幡宮で道中安全を祈願して奥州へ出立したそうです。御神徳は旅立ち、勝運、小児の虫封じ安産

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「千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)」大報恩寺(だいほうおんじ)

 上京区七本松通五辻上ル備前町にあり、市バス「千本上立売」が最寄。

 鎌倉初期義空上人の創建。本堂は応仁の乱の災火も免れ、京都最古級の建造物。本堂造営の際、棟梁高次が柱の寸法を切り誤り、心憂するのを見た妻・阿亀が助言して奏功しましたが、女の助言で大任を果たしたと知られぬように上棟式の日に阿亀は自刃したそうです。おかめ塚が東塀際にあり、良縁・安産・出世・開運の信仰があります。本尊は釈迦如来。

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東向観音寺(ひがしむきかんのんじ)

 上京区観音寺門前町にあり、市バス「北野天満宮前」が最寄。

 真言宗泉涌寺派。洛陽三十三箇所第三十一番札所。藤原小黒麿らの建立で当時は朝日寺と呼ばれたそうです。本尊は天満宮の本寺仏、菅原道真公御作の十一面観世音菩薩ですが、白衣観音堂には子供を抱く姿の高王白衣観世音菩薩があり、ご利益は世継子授安産などです。古来より子授・安産の信仰を集め、子授祈願に人形を授けることから、お礼参りに人形を納める風習が現在もあるそうです。

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「けなし地蔵」浄香庵(じょうこうあん)

 上京区御前通今小路下ル馬喰町にあり、市バス「北野天満宮前」が最寄。

 けなし地蔵という安産地蔵を安置する寺院。「9ヶ月・9日」という扁額が掛けられているだけで詳細は不明。妊娠9ヶ月目の9日に参拝するよいということでしょう。

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立本寺(りゅうほんじ)

 上京区七本松通仁和寺街道上ル一番町にあり、市バス「千本中立売」が最寄。

 日蓮上人の孫弟子、日像上人の開山。刹堂には十羅刹女と鬼子母神が祀られています。当山の鬼子母神は鬼形でなく子安鬼子母神です。刹堂の右脇には安産守護の日審上人尊像も祀られています。

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報土寺(ほうどじ)

 上京区仁和寺街道六軒町西入ル四番町にあり、市バス「千本中立売」が最寄。

 平安初期、行教が真言宗の寺として創建。浄土宗の寺院。応仁の乱などにより現在地に移転。木像阿弥陀如来立像を所蔵。腹帯地蔵は、詳細は不明ですが頼めば拝ませていただけます。外壁の北東隅に子育六地蔵があります。

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護王神社(ごおうじんじゃ)

http://www.gooujinja.or.jp/

 上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町にあり、市バス「烏丸下長者町」が最寄。

 御祭神は和気清麻呂公命(護王大明神)、和気広虫姫命(子育明神)。清麻呂公は皇位簒奪を企んだ弓削道鏡を追放し万世一系の皇統を守護したことで有名。広虫公はその姉君で、藤原仲麻呂の乱の際の巷間の孤児八三名を全員養子として保育されたそうです。ここから、子育明神の御神徳として、子授け安産、命名、子育てがあります。猪については、清麻呂公が大隈国に配流のとき足萎で難儀、しかし霊猪が現れ脚が治り、道案内もしたとのこと。大明神のご利益に足腰の守護も。境内に樹齢百年以上のカリンがあり、そのカリン酒は喘息封じの特効があるとされます。

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「出水の毘沙門さま」華光寺(けこうじ)

 

 上京区出水通六軒町西入ル七番町にあり、市バス「千本出水」が最寄。

 室町末期、日堯上人の創建。日蓮宗。毘沙門堂には大毘沙門天王が祀られ、刹堂には鬼形鬼子母神、安産鬼子母神ほか諸天善神が祀られています。時雨松、五色椿と、出水の七不思議の二つまでがこの境内にあるそうです。

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護浄院(ごじょういん)「清荒神(きよしこうじん)」

 上京区寺町通荒神口東入ル荒神町にあり、市バス「荒神口」が最寄。

 奈良時代、開成皇子が修行の砌、三寶大荒神尊影を感得。それを模刻して安置したのが起こり。御本尊は三寶大荒神ですが、諸尊堂の中央に奉祀されている准胝観音は子供を授ける観音様として信仰を集めています。作者由来は不詳、江戸初期に池中より出現とのことです。諸尊堂には他に薬師如来、不動明王など。天台宗。洛陽三十三箇所第三番札所。

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「百たたきの門」観音寺(かんのんじ)

 上京区七本松通出水下ル三番町にあり、市バス「千本出水」が最寄。

 江戸初期、梅林和尚が一条室町に創建したのが起こり。山門は伏見城の牢獄の門を移建したと伝わり、釈放前に門前で百回叩いたとも伝わっています(出水の七不思議)。本尊は観音菩薩ですが、右手の地蔵堂のよなき地蔵も霊験あり。

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子育地蔵尊(こそだてじぞうそん)<境内地なし>

 

 上京区猪熊通竹屋町東入ル中之町にあり、市バス「堀川丸太町」が最寄。子供を見守る地蔵様。

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