おはようございます、京やの勝也です。
「嫁入り道具」も
最近では大きく様変わりしました。
以前は留袖や訪問着、
色無地や喪服などを
地域の風習に合わせて用意致しましたが
呉服が嫁入りの必需品だった時代は
昔話のようになってしまっております。
以前
明治生まれのお父様が話された
「嫁入り道具」の話を
お得意様から伺いました。
それは
「タンス何竿もの着物や家具、食器などもあるが
一番準備すべきはお茶、お花、礼儀作法、料理など
自分の身につける目に見えないものだ。」
とのこと。
まさに一生使える道具ですね。
花嫁修業は嫁入り道具。
日本文化が自分のための道具になるわけです。
当たり前の事なのですが
はっきりと伝えられると
ドキっとしますね。
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