おはようございます、京やの勝也です。
着物の収納方法は
お住まいや箪笥などの条件により違ってきますが
皆様それぞれに工夫されていることと思います。
さて
大切な着物を収納するための
専用の紙の包みは
「たとう紙」や「文庫紙」と呼んでいます。
わざわざひろげることはありませんが
梅雨明け後に
中の着物類を点検するときには
この「たとう紙」もついでに点検しましょう。
表面はもちろんですが
中の薄紙にも黄色い点々が出ていたら
新しいものと交換したほうが良いと思います。
また
紙の黄変があまりにもひどい場合には
その原因も考えたいところです。
基本的には最大の敵は「湿気」ですから
収納場所(部屋)の温度の推移による結露や
台所や風呂などからの湿気を含んだ風の流れなどを
考えるのも一つの方法です。
着物類の湿気の危機を
「たとう紙」が教えてくれていることもありますので
注意を向けてみてはいかがでしょうか。
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