五月の鯉の吹き流し | 染と呉服 京やの覚え書き

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染と呉服京やの三代目、猪上勝也と嫁のブログです。

おはようございます、京やの勝也です。

 

「江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し」といいます。


口を開けてしゃべりもするが

腹は空っぽ(悪意がない)という

江戸っ子の気質を言うそうで

風がやむと動かなくなるからでしょうか

「胆力がない」という意味もあるそうです。

 

鯉は滝登りをして龍になるという

「登龍門」の故事や、

四條司家の包丁儀式でも

龍に見立たお供え物になっていました。

 

美しい錦鯉もいれば

美味しい「鯉こく」にもなります。

 

龍にもなり

観賞用にもなり

食用にもなる。

 

身近な魚でありながら

文化的に大役を担っている

日本文化の大切な要素と言えるでしょうね。

 

小平「染と呉服京や」のホームページ

東京小平の着物専門店
http://kimono-kyouya.com

 

 

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