おはようございます、京やの勝也です。
「江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し」といいます。
口を開けてしゃべりもするが
腹は空っぽ(悪意がない)という
江戸っ子の気質を言うそうで
風がやむと動かなくなるからでしょうか
「胆力がない」という意味もあるそうです。
鯉は滝登りをして龍になるという
「登龍門」の故事や、
四條司家の包丁儀式でも
龍に見立たお供え物になっていました。
美しい錦鯉もいれば
美味しい「鯉こく」にもなります。
龍にもなり
観賞用にもなり
食用にもなる。
身近な魚でありながら
文化的に大役を担っている
日本文化の大切な要素と言えるでしょうね。
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