おはようございます、京やの勝也です。
今日は紬の洗張りと仕立替えについて。
タイミングの良い洗張りは
紬を生き返らせる効果があります。
洗張りは簡単に言うと
仕立て上がっている着物をほどいて
元の反物の状態に戻してから洗い、
板に張って生地を整えることです。
絹は動物性たんぱく質ですので
適度な乾湿により呼吸させてあげると
長持ちします。
着方による汚れ具合や
保管の環境によって違いますが
適当なタイミングでのメンテナンスは大切です。
洗張り後はもちろん仕立てますが
縫い糸も新しくなりますね。
そこでご提案です。
元の形に直すだけでなく
例えば
単衣を袷にしたり
袷を単衣にしてみたりしては
いかがでしょうか?
同じ着物でも
季節が変われば帯や小物も変わり
新鮮な着こなしができるかも知れません。
特に紬の単衣は
昨今の環境に合わせて
気温が高い5月や10月に便利です。
洗張り、おすすめです。
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東京小平の着物専門店
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