おはようございます、京やの勝也です。

 

感染症の影響で延期されていた結婚式が

ほぼ元通りに開かれるようになってきたようです。

 

さて、これから

袷から単衣・薄物へと衣替えをする季節ですが

結婚式への参列はどう考えたらよいでしょうか。

 

地元の風習があり基準が残っていると

迷わずにすむのですが、

東京など大都市では

風習そのものが曖昧で

はっきり決まっておりません。

 

レストランウエディングや

パーティー形式の場合には

道中のことも考えて

季節の着物も良いかと思います。

 

反対に

ある程度格式のある式場の場合は

夏場であっても「袷」が良いように思います。

 

式場まで電車となると難しいのですが

黒留袖や色留袖、訪問着・附下げなどは

重厚感も必要かと思います。

 

特に透ける生地は

写真になると淡く写りがちですし、

また、

花嫁の打掛等も袷のことが多いので

写真的にも新郎新婦と揃えたほうが格好良いでしょう。

 

結婚式の場合、残るのは写真ですので…。

 

どうしても不安なときには

主催者側に問い合わせるのが間違いありません。


 

理想的なのは

主催両家で「着物の申し合わせ」をして頂くことです。

 

例えば8月であっても「袷」としたり

母親だけが黒留袖で、他の方は「色物で」など。

 

この「心配り」は参列者にとりましては迷いが消えて

有り難い基準になります。


 

「迷ったから洋服」ではもったいない。

 

結婚式の格をグッと上げるお着物を

是非お召し頂きたいと思います。

 

 

小平「染と呉服京や」のホームページ

東京小平の着物専門店
http://kimono-kyouya.com

 

 

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