おはようございます、京やの勝也です。
室町時代後期
京の都で11年にも及ぶ戦、
「応仁の乱」がありました。
東軍は細川勝元。
西軍は山名宗全。
宗全の西軍の陣地が、今の「西陣」です。
現在でも京都の人の中では
「まえの戦争では」というとき
「第二次大戦」ではなく
「応仁の乱」を指すときがあるそうです。
(第二次大戦での被害がほとんどなかったため…)
この戦で焼け野原となった都を
復興させるはずの幕府は機能せず
遅々として進みませんでした。
疫病も流行り惨憺たる状況の中、
町衆の力で復興を成し遂げていきます。
現在でも続く
「祇園祭」を復活させたのもその一つです。
祇園祭は「疫病平癒」の祭ですね。
応仁の乱のあと約20年を経て
京の都は本格的な復興期となります。
どんな状況からでも
見事に復興を成し遂げてきた
日本人の末裔であることを忘れずにいたいと思います。
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