おはようございます、京やの勝也です。
着物の世界にも外来語が浸透しています。
ご存じの方も多いかと思いますが、
着物の下に着る「襦袢(ジュバン)」は
はポルトガル語です。
軽衫袴(かるさんばかま)の「カルサン」も
ポルトガル語のズボンです。
雨具の「合羽(カッパ)」も、「釦(ボタン)」
もポルトガル語です。
漢字か当てはめられているので気付き
にくいのですが、結構あります。
江戸時代初期は
南蛮交易はポルトガルでしたが
生糸の相場を
不当につり上げたことで出入り禁止となり
オランダになります。
絹は大きな輸入品でしたので
幕府としても許せなかったのでしょうね。
外国語を取り込み、
日本語にしてしまう
日本人の好奇心と学習能力、
日本文化の懐の深さは
やはり興味深いものだと思います。
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