浴衣の色 | 染と呉服 京やの覚え書き

染と呉服 京やの覚え書き

染と呉服京やの三代目、猪上勝也と嫁のブログです。

おはようございます、京やの勝也です。

 

ここ数年

浴衣の色もカラフルになってきました。

 

「浴衣」というよりも

木綿や麻の「夏着物」というイメージです。

 

紅型調の色柄や、

以前は浴衣には使わなかった

ピンクやグリーン、パステル系の色もあり

浴衣を楽しむ選択肢が増えてきました。

 

理由の一つに環境の変化があります。

 

昔は夜は暗いものでした。

暗い中では彩度が同じだと識別しにくい。

明度の差、

つまりコントラストが模様を出してくれるのです。

 

染技法にも関連するのですが、

紺地に白い模様を染めると

かなり暗くても模様が見えます。

また、

紺地だと肌の色が白く美しく

見せることができます。

 

現在は

夜が明るくなりましたので

多彩な色や模様を見ることができます。

結果的に

多様な浴衣を楽しむことができるという訳です。

 


京やでは

反物からのお誂えのみ扱っておりますが

色調は

昔ながらのシンプルなものが中心です。

 

 

 

 

 

 

 

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小平「染と呉服京や」のホームページ

東京小平の着物専門店
http://kimono-kyouya.com

 

 

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