おはようございます、京やの勝也です。
ここ数年
浴衣の色もカラフルになってきました。
「浴衣」というよりも
木綿や麻の「夏着物」というイメージです。
紅型調の色柄や、
以前は浴衣には使わなかった
ピンクやグリーン、パステル系の色もあり
浴衣を楽しむ選択肢が増えてきました。
理由の一つに環境の変化があります。
昔は夜は暗いものでした。
暗い中では彩度が同じだと識別しにくい。
明度の差、
つまりコントラストが模様を出してくれるのです。
染技法にも関連するのですが、
紺地に白い模様を染めると
かなり暗くても模様が見えます。
また、
紺地だと肌の色が白く美しく
見せることができます。
現在は
夜が明るくなりましたので
多彩な色や模様を見ることができます。
結果的に
多様な浴衣を楽しむことができるという訳です。
京やでは
反物からのお誂えのみ扱っておりますが
色調は
昔ながらのシンプルなものが中心です。
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東京小平の着物専門店
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