【文字】迷う、逃げる…そして「逢う」 | 古代文字で、心の源泉を耕す

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文字の持つ力を心の奥から探ります


麦


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おはようございます。


真左美です。


古代文字に寄り添うようになって、文字の成り立ちや意味に


とても魅かれるようになりました(以前からそうでしたが…)


例えば「しんにょう」の付く文字。


どんな漢字があるのかなと見ていたら…


迷、逃、退、選、逢


たくさんあるしんにょうの付く文字の中でも


目だって光って見えたのがこの5つ。


なんだか…人が悩んでいるときの心持を表現しているようで…。


まよ(迷)って、まよって

そこからにげて(逃)

いったんこころをおちつけて…きょりをおいて、しりぞいて(退)みる

とおくからふかんしてみてみたら、

そのとなりの、となりあたりに

わたしのこころになじむものが。


これだ。(選)

ようやくあえた(逢)。


例えば「迷」の古代文字は


立ち止まる足



お隣の「米」の文字は、横線が稲穂、それ以外の6点はお米を表し


「多くのもの」を表現しています。


そこから「道が多すぎて、迷う」の意になりました。


そういえば…どの文字も「しんにょう」が入っていますよね。


しんにょうは「道を歩くことに関する文字」に使われます。


つまり、迷っていても、逃げたとしても…


それはどんなに辛くても貴方の道をしっかり歩いている証拠なのです。


頭の中で一生懸命考えて、考えて、考えて…。


その結果、一見、逃げだとしても、それも、いいんです。


みなさん、ご自身の前に道はずっとずっと続いていて、


小さくても、大きくても…迷っても、下がっても。


その歩みは人生の選択の連続で、そこで逢う人やこと、ものに間違いはない。


決して、間違いはない。


最近、富にそう感じます。


春分の日を前に…今日は満月。


ココロも体も、暦の中の時間の動きに嘘はつけません。


ご自分の感覚にそっと寄り添っていきましょう。