生きているといろんな事があります。
もちろん、いいことも、悪いことも。
時として、悪いことが続いたりしますよね。
その時に、人はどう考えるか・・・です。
俺は、前向きに考えることにしました。
実は、2日前、3月分働いたすべてのお金を盗難にあってしまいました。
人生2度目!
あまりのショックで、寝込んでしまいました。
家の中が、荒らされれグチャグチャだったら、まだ諦めがつくのが早かったかもしれません。
しかし、現金の置いてあった、家の仕事部屋には荒らされた形跡はありませんでした。
3月 一生懸命働いたピカピカの全財産のすべてが消えていました。
痕跡を残さぬ超プロの仕業!
いや、誰か身近な人間?
疑えばきりがなく、それは心を逆にズタズタにするものでした。
案の定、あまりのショックに寝込むほどです。
でも、やっと吹っ切れました。
1か月、俺が必死に働いて報酬としてもらったピカピカのお金。
それを、持って行った泥棒野郎は殺してやりたいくらい腹が立ちます。
しかし、ピカピカのお金自体が生きていると考えるようにしました。
生きていたら、いつか帰ってくる。
俺の働いたピカピカのお金はピカピカに生きて行くだろうと思ったのです。
100歩、譲って泥棒野郎が、人生で生き詰まり、俺の大事なお金を必要とした。
そして、その俺のピカピカなお金を使う。
そのお金は、少なくとも泥棒野郎が生きてくために使うと信じたい。
そして、ピカピカなお金は、また社会に出ていき、お金として人の役に立っていく。
俺の汗水流したピカピカのお金が、世の中で人の役に立つのなら、泥棒野郎にくれてやる!
そう、(無理やり)思い込みました。
そしたら、心がいくらか静まり始めたのです。
俺にとって、今月すべての支払いや生活費のために置いてあったピカピカのお金。
汗水たらして働いたお金が、旅に出ました。
でもきっと、俺の汗がしみ込んだピカピカのお金は、社会の中で、いいお金として人々の役に立って、また俺のもとに帰ってくるだろう。
そう信じることにしました。
人を疑うことは簡単です。
でも、疑えば疑うほど俺自身の心は病んでいきました。
俺は、争い事は、もう卒業しました。
自分が笑って生きていくために、前向きに何かを信じようと思います。
いつか、俺のピカピカなお金たちが仲間を連れて戻ってくることを待ちわびることにしました。