ドクターの叫び | 古代 眞琴のブログ

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宮古島が大好き、徳之島が大好き、南の島が大好きなシンガーソングライターです。趣味はトライアスロン、健康は、笑顔につながります。歌を歌ってスーパー爺さんへ!

俺の仲良しドクターが宮城の被災地にボランティアで入った。
とても優しいドクターだから、震災が起こったその時からこの機会を考えて俺にメールをくれていた。
そして遂に出かけた。
でも、現実の凄まじさには、さすがに自分自身が追い込まれてしまうほど、大きな衝撃を味わっているようだ。

俺は、まだ、TVや新聞、雑誌でしか把握してないから、勝手に被災者の痛みや悲しみの大きさを想像するしかない。でも、それには大きな問題があるようだ。
だから、彼の気持ちを本当に理解できないのが、少し悔しい。
ないか少しでも力になりたいのだが、これこそ無力である。


ドクターの苦悩と葛藤のメールを一部紹介します。

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≪宮城県に来て3日が過ぎましたが、被災地を自分の目で見て、被災者の生の声を聞くと、この震災のもたらしたものの大きさに驚くと言うより、悲しみと憤りを感じます。
また、何も被災者の方に満足できない自分の頼りなささえ感じてしまいます。≫

そして、震災が発生して、ずっと活動している自衛隊の方への敬意、尊敬の念が綴られていました。
また、今被災地には医療よりも、俺達のような歌い手が必要と!
やはり、現地に行かないと、その大きさも悲しみも悩みも、何も分からないということです。



思った以上の重圧を感じている事でしょう。
でも、やっぱり医者は絶対に必要だし、俺の仲間のドクターの笑顔を見るだけで被災地の患者さんは安心すると思う。ドクターが思う以上に、ドクターの力は意味があるのだとみんな思っているはず。

でも、役割分担はあるから、俺達芸能関係者の出来ることはこれから先!
メジャーの芸能人には、いま、たくさん支援金を集めてもらい、いろんな意味で被災地が仮設住宅や自宅への帰還などで落ち着いた時こそ、俺らライブミュージシャンの出番と信じています。
大きなコンサートではなく、その地域に行って、ゴザの上で丸く集まってやるライブでいい。
音響も何もなくていい。その地域の何人かでも喜んでくれる小さなライブでいい。
そんなことが出来るのが、俺達ライブミュージシャンと心得ている。
それには、たくさんの人々の支援、資金協力者(少なくとも交通費etc)も必要だ。
また地元の人達との相談もち密に相談して行かないと、ただの大きなお世話になりかねない。慎重に細く長くです。

だから、目安としては夏から秋にかけてライブ訪問が企画出来たらいい。
具体的には、仲間の多い、仙台、釜石、大船渡、気仙沼、そして、どうしても行き、会いたい人の居る陸前高田。
ゆっくり関係者と相談して進めていこうと思います。
どうか、協力してくれると言う方は、お知らせください。

また、前回も書いたけど、少しのお金を使うだけでも、経済効果は上がるとみんな分かっているから、もう変な自粛はやめよう。支援金の募金活動もいいけれど、それだけでなく、余裕があったら被災地を見舞いするつもりで被災地に花見や温泉に出かけることもやれたらいい。大丈夫だと分かっている野菜や米…などなど、東北地方の物産をみんなで買ってあげるのが本当の支援かもしれない。

もうひとつ、俺の妹分からの話だと、カレンダーのようなものを実は欲しがっている。
つまりは、俺達が気づかないで使っている日常品が、意外になく、これが生活には必要なんだと言う事!
『そう~か』と気づかされた。

ひとつひとつ、本当の情報から、我々が自分で判断し、自分の出来る小さなことを積み重ねることが復興への協力の一歩と信じているよ。

今すぐでなくてもいい。
でも、いつでも喜んでもらえるように、準備だけはしておこう!

俺の仲良しドクターTさん、いつもの笑顔でマイペースだよ!