今回は『いづみ橋』のとんぼラベルシリーズ。
 その冬版である雪だるまラベルですね。

前回の『いづみ橋』はこちら




 僕としては、岐阜県で『いづみ橋』が入手できたのがかなり嬉しくありますね。可児市の山川酒店様、この銘酒を扱ってくださり誠に感謝申し上げます。
 なんてったって故郷の味ですもん。それでもって、日本酒は僕のなかじゃ『いづみ橋』が基本というイメージ。



 精米歩合60%と吟醸スペックで、度数17度ということは原酒かな?加水していたとしても少量かも。

 飲んでみます。
 上立ち香はマスカットにも似たフレッシュかつフルーティーな印象。
 含んでから切れるまで、爽やかな酸味が流してくれます。飲み口も滑らかで、外硬内軟で弾力のあるイメージというか。苦味も無く、舌の痺れも少な目です。
 温度が上がると、これまた上品な甘味も粉状にやってきます。まるで雪が降ってきたかのような。
 品があるなぁ。新酒しぼりたてのフレッシュネスに任せているんじゃなくて、骨子がしっかりあるというか。仕立てがいいというか。だから「雪だるま」のイメージを想起できるのであって。
 でもこのモダンな感じ、実にいい感じです。
 ひょっとしたら29BYの『いづみ橋』は凄いかもしれません。地元以外でも入手できるあてもあることですし、その動向にも注目しておきましょうか。