関聖帝君 | 三国志のお話し

関聖帝君


関聖帝君


関羽さんの緑の直垂に、左右に関平と周倉を侍らした姿が凛々しいですね。
有名な三人の神様ですが、典拠はどこから来てるんでしょうか。

『三国演義』には次のようにあります。


只空中に一人を見る、赤兔馬に騎り、青龍刀を提げる。
左に一白面の將軍有り、右に一黑臉に虯髯之人有り相隨う。
一齊の按落雲頭、玉泉山の頂きに至る。
普靜
是を關公と認め得る。

『三国志演義』 第七十七回 玉泉山に關公聖を顯し 洛陽城に曹操神に感ず


忽ち門外に一人、面は重棗の如く、丹鳳の眼、臥蠶の眉、三縷の美髯を飄し、綠の袍に金の鎧、
劍を按え而入る。
璋(潘璋)是を見る關公の聖を顯す。

『三国志演義』 第八十三回 猇亭に戰て先主讎人を得る 江口を守て書生大將を拜す


こんな感じのところが典拠になるんですかね。


威厳という意味では、演義の關羽の右に出る者は、そういないですよね。
トレード・マークの髯は、ここでは〝三縷の美髯〟と形容してますね。
あご・ほおの計三筋の美しいお髯であったということになるんでしょうか。
〝髯〟の字義からかんがみると、頬ヒゲの方に強調性がみられるように感じられます。


【縷】ル(漢音)
いとのように細長くつらなるさま。

『学研漢和大辞典』