――くひひひ・・・やっと来たネ。
――・・・。
――おそかったね。
――ずいぶん待ったのですよう。
・・・声が聞こえる・・・・・・。
誰だ?
!!
かっと目を見開く。
今まで、気を失っていたようだ・・・。
「また・・・、人が増えた・・・」
小さくつぶやく。
だが、実際そうなのだ・・・。
目の前には、明らかに現代とは違う、変な雰囲気をかもし出している5人、そして1匹。
うんざり・・・、といった表情で、あたりを見回す。
景色は・・・、森のまま。
さっきとは同じ森の、どこかへきたようだ?
多分、違う森ではないと思う・・・。
ぼんやり考えていると、シャロンは左手の第一、二、三指だけを立て、それを右胸の前に持っていった。
シャロン「お、遅くなりまして申し訳ございませんでした・・・!!」
「な、なにそれ?」
?「敬礼だよ♪」
「敬礼・・・? これが?」
いきなり割り込んできた声。
とゆうか、だれ?
?「やあ♪ オレはロール!」
そういって、右手を裏返して、敬礼と似た手を、胸の前ではなく、体から少し離したところでやった。
挨拶なのだろうか・・・。キラの衝撃の挨拶「よろぴか☆」の時も同じポーズだった。
「はあ・・・」
ロール「じゃあまず、みんなの自己紹介をしようね」
そういって、後ろに控えていた4人と1匹を指差した。
ロール「じゃ、まずは・・・ティロィ♪」
ティロィ「はい・・・」
(ティロィ・・・? また外国人みたいな名前・・・。
それと、異様な服、あとは異常なまでの“細さ”・・・。
筋肉とか・・・ねーの?)
そっと歩いてきたティロィとかいうやつ。
ティロィ「・・・ヨロシク」
ロール「で、次。彼はロナタ♪」
ロナタ「・・・・・・」
じー。ずっと俺を見ている。
笑いもせず、泣きもせず、唯、じっと・・・。
(男!? ウソだろ・・・。モロ女じゃん・・・
で、また異常に細いし・・・なんなんだ?)
ロール「次はコツコネ♪」
コツコネ「くひひ! よろしくネ!」
(骨かぶってる!? ワケワカンネ)
ロール「次は~オルヴェル!」
オルヴェル「・・・ぁ」
(小声でなんか言った? 声ちっちぇ。聞こえない・・・。
ま、これは普通に女らしーな・・・)
ロール「じゃ、次はエルヴァね♪」
そーいって、1匹、異様な雰囲気を漂わせていた生物が、俺の肩まで飛んできた。
俺の肩にのっかると、大きなぐるぐるの尻尾を、俺の背中にくっつけた。
エルヴァ『はじめまして! ぼくはエルヴァみょ』
「・・・みょ?」
なんつーか、頭の中に直接響いてくるような、そんな声・・・。
ロ-ル「啓翔、ゴメンネ。エルヴァは特殊な種族だから、その尻尾を体の一部にくっつけてないと、会話ができないんだ。で、エルヴァと会話するには、声に出すのもいいけど、頭の中で考えれば、その言葉が通じるよ♪ ・・・わかる?」
「は、はあ・・・まあ・・・・・・」
エルヴァ『この会話、みんなは聞こえてないみょ♪』
えーっと・・・。
『そーなのか?』
エルヴァ『あ、上手みょ。その調子みょ! ・・・あ、でも、みんなが耳につけてるイヤホンの、この会話を聞く機能をオンにしたらダメだけどみょ』
なんか聞き取りにくい口調だな、その「みょ」ての・・・。
エルヴァ『だから、聞こえてるみょ!』
『面倒だな。ちょ、離れてくれよ』
エルヴァ『了解みょ』
素直に離れてくれた。よかった。
シャロン「そろそろ、本題に入ります。心の準備、一応・・・しといてくださいね・・・?」
シャロンの言った言葉の意味を考える・・・。
-次回予告-
んーと・・・自己紹介は全部終わったのか?
エルヴァて、変な生物・・・。ま、面白いやつだからいーけど・・・さ?
次回、『本題』に入るぜ。多分。
-続く-
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ロール「エルヴァの本名は、“エルヴァ・レガッティ-ルースアルア・レーバン・ロイ”ってゆーの♪ 長いだろ!」
「そーっすね・・・」
ロール「最初のエルヴァは名前で、レガッティ-ルースアルア・レーバンまでが名字、ロイは種族名なんだよ!」
「すげーっすね・・・」
ロール「でも、本当は“エルヴァ・レガッティ-ルースアルア・レーバン・ミョ-トゥリンルーシェ・ロイ”ってゆんだ♪」
「そこまでくるともうわけわかんねっす・・・」
うんざりした顔で、ロールと名乗った、ボーダーの布を目と鼻が隠れるくらいまでかぶった人をみつめた・・・。
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