君の孤独は、君だけのもの。
わたしの心の奥深く響いた、
この言葉は誰が言ったものだっただろう。
手を出さずにいられないのはわたしの勝手。
優しくない。
どうして放っておくのだろう?
あんなに困っているのに、見ていられない。
それはわたしのモノサシ。
そっとしておく優しさ。
ただ見守る優しさ。
ひと言かける優しさ。
尽くす優しさ。
突き放す優しさ。
解っているはずなのに。
それぞれに違う尺度であたりまえ。
人と違う苦しみは嫌というほど味わって生きてきた。
それぞれに精いっぱい生きていて、
それぞれに沢山考えて悩んでいること。
痛いほど感じている。
わたしの精いっぱいは、喜ばれることの方が少ない。
それが答え。
わたしの欲しいもの、わたしが嬉しいことをそのまま相手にするのではダメ。
周りを必死に観察してもズレた結果しか生まないのは、
足りないものが多すぎるから。
彼らの優しさはたくさん知っている。
君の、哀しいけれど尊い孤独。
進んでいくために、避けられない孤独。
そっと抱きしめたくなるような。
わたしの孤独は、ひたすら悲しい。
孤独が、自身を縛りつけて、さらに孤独にしている。
ただ、声をかけてほしい、
微笑んでほしい、
受けとめてほしい。
そんな願いに千切れそうになりながら、気づいてしまったこと。
わたしのような思いをしてほしくない、
悲しむこどもたちに居場所を、ホームを。
それは、ひとつのすり替えであり、ひとつの昇華だったのかもしれない。
優しくなりたいという願いは、もしかしたら。
でも、それが間違っているとは思わない。
痛みをたくさん知っているからこそできることがあるなら、昇華していけるなら。
自分を慰めるための優しさではない。
人を愛したいという思いに相違はない。
だったら、わたしはわたしの痛みも孤独も利用してやろうじゃないかと思う。
そして、カタチは違っても、大好きなひとたちの溢れる優しさを見失わずに、
美しいものを掻き集めて、ひとりじゃないことを、教えてあげたい。
君にも、わたしにも。