シミには大きくわけて4つの種類があります。
日光性色素班、雀卵斑(そばかす)、肝斑、ADMの4つです。それぞれ治療戦略がありますが、今日はADMについてです。ADMが他のシミと異なる点はメラニンは通常表皮内に存在していますが、メラニンが何らかの原因で真皮内に落ち込んでしまっています。レーザー治療は、皮膚表面からレーザーを照射しメラニンに反応させるわけですが、皮膚の奥深くに落ち込んだメラニンほどレーザーも届きにくくなります。
これまではQ-switched Ruby laserを用いて治療をすることで、一回の照射で高い治療効果を上げることができました。ただこの治療ではレーザーによる焼灼された真皮のメラニンがマクロファージに貪食されるまでに数か月を要します。その期間は治療前のADMの状態より色調が濃い状態が続くために、治療を受けられるゲストからするとダウンタイムが長すぎる点でクレームになることもあります。
KO CLINICではシミ治療だけでなく、肌全体の治療を行っており、日々の光老化には一時的な治療ではなく、定期的なメンテナンスが必要と考えています。数か月などの短い期間での大きな改善を望まれる場合もありますが、一方で長期的に少しづつ改善を希望されるゲストもいらっしゃいます。
シミだけでなく肌全体のことを考えると、定期的な治療が必要になりますが、その定期的な治療の中で
ADMをダウンタイムが短く徐々に薄くする照射方法を採用することが多くなってきました。社会生活に支障をきたしにくい治療を希望されるゲストには好評です。
実際にはQ-switched YAG laserを使っての治療を行っています。YAGレーザーはメラニンへの吸光度が比較的低いために、深くまでレーザーが届きやすいといった特徴があります。その特徴を生かして、比較的高出力に照射することで徐々に真皮内のメラニンを破壊していく作用があります。多少時間はかかっても、働きながら、徐々にきれになりたい女性にはとてもいい治療かと思っています。赤みも2~3日程度でお化粧で隠せる程度かと思っています。
しっかり治療を続ければ、ADMはきれいになっていきます。
みなさんの生活にあった治療法を見つけましょう。

