ねずみ男の屋台とトトロのバス停(土佐清水市のイルミネーション) | 次世代に遺したい自然や史跡

次世代に遺したい自然や史跡

毎年WEB初公開となる無名伝承地や史跡、マイナーな景勝・奇勝を発表。戦争遺跡や鉄道関連、坂本龍馬等の偉人のマイナー伝承地も。学芸員資格を持つ元高知新聞主管講座講師が解説。

[千と千尋やムーミンも]

高知県土佐清水市中心街の商店街で開催されていた「天神バックストリート・イルミネーション」が今年、3年ぶりに復活していた。数年前の公的機関のサイトでは約300mの区間(プラザパルから笹工務店迄)200万球のイルミネーションが灯っている旨の案内があったが、それだとレオマワールド並みになるので、20万球の誤りだろう。

 

各商店やスーパー、個人宅、空き地、消防屯所等がLEDイルミで飾られているのだが、イルミよりも見応えがあるのが、アニメキャラクター関連のもの。一番人気は商店街のやや西寄りにある吉本書道教室の飾りつけ。

 

「千と千尋の神隠し」の千とカオナシのパネルやゴジラ、ランドセルを背負った一つ目小僧の大きな人形の横には「妖怪ラーメン」という暖簾を掲げたねずみ男の屋台が。カウンターには目玉おやじも茶碗風呂に入っている。メニューはミイラなます1,000円、ろくろかまぼこ200円等。

 

屋台の小径を挟んだ東には「となりのトトロ」で、傘をさしてメイを背負ったサツキとトトロが立つバス停の風景を再現している。右側の電灯が実写的雰囲気を醸している。因みにバス停名は存在しない「天神町」。バス会社名は「しみず電鉄バス」という、以前、紹介した市内にかつてあった「どらねこ鉄道」を彷彿させるようなもの。バス停のデザインも忠実に再現している。

 

他のアニメキャラクターでは、通りの東側にムーミン、リトルミイ、スナフキンの三人組のランタンと庭木のLED。その東にはクマやシカのランタンも。

天神バックストリート・イルミネーション最大規模のイルミは、確かそのクマらの東の十字路を北に上がった所にあったはず。以前、未舗装の月極駐車場だった所のように思うが、小丘のようになっており、天辺にペガサスと白馬、南下に針金で作った機関車、その更に下には人間よりも大きな雪だるま(というよりスノーマンか)ランタンが微笑んでいる。

 

このイルミネーションイベントについては、当方は復活していたことを知らなかったため、土曜日に急遽行ったのだが、点灯期間は1225日までと短い。点灯時間は1721時。駐車場は土日なら7:3022:00まで市役所の駐車場を利用できる。トイレもあるから便利。

ところで今日、市街地の東側を迂回して市役所入口に出るバイパス道路が出来ていたことに気づいた。市街地全てを迂回するにはまだ何年かかかるだろう。

 

市内には正月過ぎまで点灯するイルミもあるが、それはまた後日紹介したい。そこは「逆さ〇〇」が見もの。

今月に入り当方は日中、イルミが開催される市町村でハイキングや無名峰登山(ルート開拓)を行い、夜になるとイルミへ出かける、というスタイルを取っている。

今日(12/23)はまたネットでMH2氏しか紹介してない土佐清水市内のある道のないマイナー峰に登頂したのだが、MH2氏が登頂したであろう’90年代には得られなかった太平洋の展望が開けていた。彼はいつものように熾烈なヤブ漕ぎを要する最悪のルートで登っているのだが、当方は殆ど藪のないルートを見出した。それも後日公開したい。

 

 

 

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