≪スーパーで藩政期の餅を≫
坂本龍馬が義兄・高松順蔵邸へ行く際に歩いた土佐東街道中、最も古道がよく残っている御殿坂(手結坂の頂上部)にあった御茶屋とその名物の餅については過去二回ほど触れたが、古道から国道に移り、176年に亘り、代々作り続けられている「御茶屋餅」が 、香南市野市町の土佐くろしお鉄道野市駅前のスーパー「フジグラン野市店」や高知市の土佐道路沿いにある「フジグラン高知」等、県下の一部のフジグループでも販売されていることが確認できた。一包み780円(2023年現在は1,000円ほどだったと思う)。
現地の茶屋餅(澤餅屋)まで行くのが大変で且つ、行っても売り切れているかも知れない、という心配はもういらない。私がフジに寄ったのは日曜の18時台だったが、まだ複数商品はあった。澤餅屋は売り切れ御免である。
藩政時代前期(土佐東街道が参勤交代道だった時代)の土佐藩主や龍馬 その他の街道往来者、佐賀の乱で逃亡していた江藤新平らが食した歴史ある餅を是非。
フジからは龍馬歴史館、四国自動車博物館、世界クラシックカー博物館、野市動物園、そして今、桜が満開の「桜広場」(龍河洞スカイラインの 野市動物園入口分岐)も近く、行楽がてらや花見に買い求めるのもいいだろう。
因みに私は花見や行楽ではなく、先週新聞等で報道された龍河洞スカイライン沿いの陸軍大谷トーチカや長大な塹壕及び素掘り隧道を探しに行った帰りだった(後日記事を投稿予定)。
余談だが、御殿坂を南に越えた先の東上、畑の山際にも軍が掘ったと思しき横穴壕が残っている。
今週末、早速御茶屋餅を買って、桜広場で花見しようと思うが、戦跡も訪ねたいから必ず今週中、その記事を投稿してほしい、という方は下のバナーを。