当院の定期検診の流れについてご説明します
問診
1日何回、どれくらい磨きますか?
間食はとりますか?
タバコは吸いますか?
等、簡単な質問から行います。
歯茎の検査
健康な歯肉なのか?
歯肉炎、歯周病になっていないか?
を調べる大切な検査です
プローブと呼ばれる器具を使い歯と歯肉の境目(歯肉ポケット)の深さを計っていきます。
健康な歯肉は1~3㎜
歯肉炎 4㎜
歯周病 5㎜以上
が目安になります
歯垢の染め出し
細菌の塊が歯垢(プラーク)です。
毎日しっかり磨いているつもりでも歯と歯の間や歯と歯茎の境目に歯垢が残ってしまいます。
歯垢が赤く染まるので、磨き残しが目ではっきりと見えます
説明
歯茎の検査と歯垢の染め出しの結果を、わかりやすく表にしたもの(印刷して最後にお渡しします)をお見せしながら、丁寧にご説明します。
ブラッシング指導
赤く染まった部分をどのような磨き方をすれば落ちるのか、実際に磨いてもらいます
この時に、ご持参頂いたハブラシが今のお口の中に合っているものなのか、他にも歯間ブラシやフロスを使った方がいいのか、一緒にご相談しながら決めいきましょう
クリーニング
歯垢・歯石・着色を除去します。
歯石とは、歯垢が2〜3日ほど歯に付着し続けると、唾液中のミネラル成分と結合して石灰化しはじめ「歯石」となり、ハブラシでは落とせません
それぞれの歯・歯茎の状態、歯石・色素の付着具合を診断したうえで、最適な器具と方法で歯の掃除を行います。
フッ素塗布や歯肉マッサージ(自費)
最後にキレイになった歯にフッ素を塗ります。
フッ素とは歯質を強化するとともに、歯の再石灰化を促し、虫歯予防にとても効果的です
歯肉マッサージとは歯茎を指でマッサージすることにより血液の流れが良くなり歯周病の予防に効果的です
さらに歯茎には40種類ものつぼがあります!
歯の根元にあたる部分につぼが並んでおり、ここを指で優しく刺激することで、全身の内臓を健康な状態へと導いてくれます
定期検診は3カ月に1度受診されることをおすすめしています