２０２０年1月23日（木）

きのうの朝、起きたら舌が痛かったので、鏡を見てビックリ

術側切除部分のすぐ舌先側に、ふっくら見事な丹波産黒豆と北海道大粒小豆が一粒ずつ付いていました。

なんと巨大血豆がふたつ！！

それにしても、よく噛んだときに気づかずに寝ていたものです。

休日でよかった！！

黒豆はその日の夜には破裂したと思われ、淡い黄色の薄皮を残し、小豆は黒胡麻の粒となりました。

考えなしに夜、コンサバカレー（大根とサバメインのカレー）を作って食べたら、シミました。

でもワタシ、どМなので。

1日半以上経った今は胡麻粒も消え、5年とちょっと前にそうだった表層型の扁平上皮がんのような見た目に。

で～も～、噛みキズなのは明らかなので慌てませんよ～。

きょうはゲムシタビンは休薬日。

メイガンちゃんが骨をかじらないように、月1回のランマーク皮下注射（破骨細胞阻害薬）をする日です。

採血を終わった後、基準値から外れた項目の再検査をするので、結果が上がるのが遅いのはいつものこと。

速攻、院内ドトールでお茶しました。

ふたつ先のテーブルにいつもお会いするマダムがいらっしゃいました。

その先のテーブルも空いていましたが、後からお友達が見えるのを知っていたのでお邪魔はせずにご挨拶だけ。

マダムが「きょうは猫ちゃんは？」と。

バッグからタッキーを出してご挨拶させたら、ダッフルコートを着ているところを始めて見たようで、

「ちょっと見せて～。」

返してくださったときに、「健康だから、こういうことができるのね～」と。

きっとワタシ自身が患者でなく、お見舞いか付き添いで来ていると思われていたのでしょうね。

そういえば病気の話をしたことなかったです。

しなくてもバッグにヘルプマークをつけているので、察してくださっているものと勝手に思っていました。

あはは、見た目元気そうなステージⅣのがんサバイバーです。

そうとは言わず、

「カラダは病気でも、ココロは健康でいたいと思っています。」

そのとき、お友達が見えたので、それ以上は深いお話はしませんでした。

朝は2日目のカレーを食べたので、今日はおやつだけ。

タッキーはいちご味がお好き。

さて今日の診察のお話です。

血栓の指標となるDダイマーは１．３８と安定していました。

メイガンちゃんはせっせと血栓を作り、ワタシはせっせとヘパリンさんと赤ミミズちゃんを送り込む。

が、CA125は１２９５（前回９００）、CA19-9は９８３９（前回８２５４）と着々と増加していました。

　「前回、プラチナとアバスチンの話したけど、どうする？」

　「わあ、着々とマーカー値上がってますね。」

　「ジェム始めたときより上がってきたからね。

足の痺れはどう？」

　「強くなってきました。」

　「ジェムが効いてないのかもね。」

ということで、さっそく来週2泊3日の入院でカルボプラチンとアバスチン（新生血管阻害薬）の併用をスタートすることになりました。

ゲムシタビンを始めたときは、血栓阻害薬のリクシアナの副作用で出血傾向があってアバスチンの併用はできませんでした。

仙骨への骨浸潤の治療で放射線の緩和照射（計３０グレイ）をしているので、どうしても放射線が腸の粘膜にも当たっています。

そのためにアバスチンの副作用の腸穿孔のリスクが高くなり、

「まさかアバスチン考えてないよね？」と同僚の先生から言われたと聞いていたので、コワくないわけではありません。

N先生だって、それは分かっている

でも切り札として残りの放射線を使う前にしかアバスチンを使うチャンスはないと思うので、手札が少なくなってきた今、チャレンジしておこうと思うのです。

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舌癌は早期発見が大切です。

２週間以上経過しても治らない口内炎は、

口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部科などの

専門医療機関を受診しましょう

かかりつけ医に申し出れば、

すぐに紹介状を書いていただけます。

早期発見できれば、決して予後は

悪くありません。　

ゲムシタビン終了、次の一手へ