遺伝子パネル検査への模索~part1 | いつも ごきげん!

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舌癌(2014年)、子宮頸癌&子宮体癌(2016年)の
トリプルサバイバーです。
すべて早期で手術のみの経過観察・・・のハズでしたが、
1年待たずに激レア悪質の子宮頸部明細胞腺癌が
直腸に局所転移してしまいました。
どげんかせにゃいけん!!

2019年10月3日(水)

 

少し前の事になりますが、8月17日・18日の両日は、築地の国立がん研究センター中央病院で開催されたジャパンキャンサーフォーラム(JCF)に参加させていただきました。

 

2年に資生堂さんのラベンダーリングプロジェクトで

撮影していただいたポートレートの前で、サバイバーのお友達おふたりと。

 

 

四郎くんの記事はここをクリック

JCFの前日はケモで日帰り入院した日の、病室に届いた新聞。

きっと明日、四郎くんに会える、と思っていたら

 

なんと、ブースがすぐ近くでした。

四郎くん、かわゆしビックリマーク おばちゃん、メロメロラブラブ

 

 

8月17日・18日の両日、築地の国立がん研究センター中央病院で開催された

ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)2019に参加させていただきました。

 

8月17日は「頭頸部がん~あなたの疑問にお答えします」

腫瘍内科医・勝俣範之先生のよろず相談「再発難治性がん」に参加させていただきました。

 

 JCFのセミナーはタイムラグはありますが、こちらからごらんいただけます。

 キャンサーチャンネル 

 *よろず相談は個人情報のため動画配信はありません。

 

やんちゃで困っているメイガンちゃんは、子宮頸部原発の明細胞腺がんです。

子宮腺癌の中でも明細胞腺がんは非常に稀で標準治療がないため、

卵巣がんの標準治療が転用されています。

その卵巣がんの標準治療も組織型別にはなっていないのが現状です。

ワタシのメイガンちゃんはファーストラインのDC療法も、セカンドラインのイリノテカンにもへこたれないので、

今はサードラインとしてゲムシタビン単剤で対抗中です。

プラチナ系、タキサン系、トポイソメラーゼ阻害薬系に抵抗性があるようです。

化学療法の選択枝が狭まっているので、治療の間口を広げるために、

臓器横断的がん治療薬のキートルーダロズリートレクの使用の可能性を模索してみたいと思い、

今年の6月に保険適応となった遺伝子パネル検査が自分に適応があるかどうかを相談させていただきたく、

JCFのプログラムのよろず相談「再発難治性がん」に応募させていただきました。

このプログラムは事前予約が必要で選考がありましたが、

今回、腫瘍内科医の勝俣先生にご相談させていただくことができました。

 

遺伝子パネル検査はサードラインに入ったら、保険適応になるそうです。

しかも子宮頸部原発の明細胞腺がんには本当はサードラインはナイそうで、

ワタシは遺伝子パネル検査の適応になるそうです。

 

●マイクロサテライト不安定性(MSI)検査

   陽性率5%→ペンブロリズマブ(キートルーダ)の保険適応

 

●遺伝子パネル検査

   NTRK融合遺伝子 陽性率10%→ロズリートレクの保険適応

   奏効率50%

   NTRK変異は希少がんに発現率が高い。

   2年以内の手術検体が必要。(ホルマリン可)

   オンコパネルでもファウンデーションワンCDxでも可能。

 

  ▼リンク

   NTRK融合遺伝子陽性固形がん治療薬「ロズリートレク」発売-中外製薬

   ロズリートレクの作用機序

   がんゲノム医療(がん情報サービス)

 

2016年のがん患者大集会の東京会場(東京医科歯科大学MDタワー)で、

医科歯科の池田先生の特別セミナーで、ゲノム解析のお話をお聞きして、

将来はそんなことができるようになるんだ!と思いました。

そして今、がんゲノム治療は始まったばかりで一部ではあるものの、こんなにも早く実用化されるとは驚きでした。

遺伝子パネル検査を受けても陽性率は低いですし、ヒットしたとしても、奏功するとは限りません。

でも有効な治療法を見つけるためのチャンスにはチャレンジしたいと思います。

 

ワタシは直腸に再発したときにGA病院で手術していただき、組織がGA病院にあります。

GA病院も遺伝子パネル検査のできる病院のリストに載っているので、

まずGA病院で相談してみることにしました。

(この項は次回に続きます。)

 

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