2017年9月13日(水)
予測がつかない今年の天候です。
残暑もなく通り過ぎて行った夏を、
少しさみしく思っていました。
きょうは、そんなワタシへのプレゼントのような
爽やかな風の吹く夏日でした。
きょうは舌癌の術後2年9か月後の検診日です。
担当の先生が替りました。
とてもさみしくて、とてもうれしいです。
フクザツ~っ
というのも今年の3月いっぱいで大学病院をお辞めになって、
非常勤講師になられた担当T先生。
先生のご厚意で、
大学にいらした時に経過観察をしていただいていました。
現在は2か月おきの経過観察です。
「心配のない状態なので、だいじょうぶですよ。
8月に来れなかったら、9月にしましょう。」
ということになっていました。
8月は連絡がなかったので、
9月になるんだな、と思いました。
9月になっても連絡がなく、忘れてるかも・・・
病院に連絡しても、Tは辞めましたと言われるだろうな。
また、説明しなくちゃならないし。
あ、T先生、facebookにページもってた
記事、まったくないけどね。(笑)
で、メッセンジャー使って、9月のご都合をきいてみました。
反応なし。
9月も中旬になっちゃったし、
しかたがなく大学病院に電話しました。
そしたら、なんと執刀医のユーミン先生が、
「Tの代わりに、ワタシが診させていただいても
よろしいでしょうか?」と。
もちろん異存はありません。
やったあ!!
ということで本日、ユーミン先生に診察していただきました。
過去ログを調べたら、ユーミン先生に診ていただくのは
昨年の2月3日以来で、1年半ぶりです。
「しばらくぶりなので、きょうはしっかり診させていただきますね」
と実に丁寧に口腔内と頸から鎖骨・肩までチェックしていただきました。
「奥まで触りますよ、オエッとなったらごめんなさい。」って。(笑)
終わると、
「だいじょうぶですね
唾液もしっかり出ています。」
最近、気がかりだったことも確認していただきました。
仕事柄、声を出すことが多く、
繁忙日のマシンガントークの後は、
健側の絶縁が歯のフチに擦れて痛みを感じることがあり、
術側の初期症状と似ている感じがすること。
術側の舌先に近いところに、
小さな丸いふくらみ(4ミリくらい)があること。
舌先がピリピリすること
昨年の11月のscc(扁平上皮癌の腫瘍マーカー)値が
基準値の上限の1.5だったこと。
それまで0.6~0.7だったので心配。
子宮癌が扁平上皮癌でないことが判明して以来、
そちらの病院では、sccのオーダーがでていないので、
気がかりなこと。
ワタシが気になる場所を再度確認してくださいました。
結果、ほとんど解決~
の健側の舌縁部もだいじょうぶ。
のふくらみも悪いモノではなく、傷がついたような感じ。
(確かにその当たりは、よく噛んでます。)
も問題はみられず、舌先は神経が集中していることろなので、
気にすると、ピリピリ感じることがよくある場所なのだそう。
(心因性そういえば、今は痛くないです。
先生の安心感ってスゴイ)
は、「こちらで調べましょう。
この後、採血して行ってください。
結果に問題がなければ特に連絡はしません。」
ということです。
ワタシの子宮癌のことも、心配してくださいました。
子宮頸部明細胞腺癌と子宮体部類内膜腺癌だったこと、
手術の内容やステージ、転移がないこと、
術後追加治療がないことなど、
ワタシのブログの前書きのようなことを報告しました。
女医さんなので話しやすいです。
どんな経過観察をしているのかたずねてくださいました。
半年に一度のCT検査をしていて
肺に転移しやすいので、胸部・腹部のCTであること、
そちらではPETの予定は今のところなく、
術前にしたPET/CTは、腫瘍の所見が
CTとMRIでは確認できなかったために
撮ったことをお話ししました。
それを受けて、ユーミン先生、
「2か月後の11月で術後3年になりますし、
前回のPET/CTから1年たちますので、
11月にPET/CTを撮って
それで問題がなければ、これで(PETは)終わりにしましょう。」
ということになりました。
さっそくPETの予約(外部のクリニック)をとってくださって、
その結果がわかるころに
次回検診の予約を入れてくださいました。
「気になることがあったら、
どんどん訊いていただいたほうが、
こちらとしてもたすかります。」
とおっしゃってくださるのを、コレ幸いに、
職場の健康診断の胃バリウムX線検査で
隆起が2か所見つかって
1年に1度の検査が必要との結果だったので、
明日、胃腸科内科のクリニックに相談に行くこと、
開腹手術だったため、腸閉塞には注意が必要で、
最近、腸の調子も気になるので、
そちらも合わせて相談しようと思っていることをお話しました。
ユーミン先生は、胃に隆起があると言ったとき、
ん と身を乗り出すように反応なさって、
ワタシの話を聞き終わると、
「心配なことは、その度ごとに相談するのがいいですね。
その時に舌の扁平上皮癌だということを伝えてくださいね。
しっかり診ていただけると思いますよ。」と。
「昨年のPET/CTで風邪の炎症だとは思うのですが、
左鼻腔に腫瘍をう疑うレベルの反応がでていたのですが、
胃の経鼻内視鏡で確認できますか」
とお尋ねしたところ、
「副鼻腔は奥に入りくんだ構造なので、
ワカラナイと思います。」
とのお答えでした。
「次回のPET検査で、反応がなければ
風邪の炎症だったということでしょうか」
と重ねてお尋ねすると、
「同じ先生に読影してもらえば比較して
判断できるかもしれませんね。」
ということでした。
PET検査のときの問診でそうお願いしてみようと思います。
もともと前回・前々回のPETの読影でも、
ちゃんと比較してコメントをつけてくれるクリニックなのです。
高額なだけのことはあります。(笑)
ということで、ワタシはT先生に捨て(忘れ)られました。
捨てる神あれば、拾う神あり。
これから、ワタシの主治医はユーミン先生になりました。
T先生、今までどうもありがとうございました
先生のいつも変わらぬ真摯な対応に
感謝でいっぱいです。
PS; ユーミン先生に電話で叱られたのではないかと
ちょっぴり心配しています。
ご訪問ありがとうございます。
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舌癌は早期発見が大切です。
2週間以上経過しても治らない口内炎は、
口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部科などの
専門医療機関を受診しましょう
かかりつけ医に申し出れば、
すぐに紹介状を書いていただけます。
早期発見できれば、予後は悪くありません。