2016年10月17日(月)
PCが使えなくなって、ブログの更新が滞っていました。
手術をキャンセルして
セカンドオピニオンを依頼するまでの記録です。
◆10月5日(水)
10月3日に手術を決めて、
入院中、タッキーのショートステイ先探しを
ケアマネージャーさんにお願いするなどする一方で
夜な夜な情報を求めて、ネット検索をしていました。
準広汎子宮全摘術には同意することができましたが、
骨盤内リンパ節のすべてを郭清すべきなのかは
ほんとうのところ、納得できてはいなかったのです。
やはり、セカンドオピニオンを希望して、
手術をキャンセルしました。
子宮体癌のうち、約80%を占める類内膜腺がん
(子宮内膜細胞に由来する腺がん)と、
粘液性腺がんは予後の良いがんですが、
それ以外のタイプは予後不良と言われています。
ワタシの場合、類内膜性腺がんではないので、
残りの20%の方です。
腺がんの種類が不明なので、
悪性度の高い可能性もあると考えて、
準広汎子宮全摘、卵巣・卵管切除と
骨盤内リンパ節の郭清と腹膜の大網切除という
術式を推奨されたのだと思います。
取ってしまってから、精査して病理診断を確定して、
その後の治療方針を決定する方法です。
数10個ある骨盤リンパ節を切除すると、
個人差はありますがリンパ浮腫をはじめ、
それなりの後遺症が残ります。
自分のがんについて諸検査でわかった情報が
あまりにも少ないまま、
この方針で手術に踏み切ってしまって
はたして、よいのかどうか…
画像に腫瘍の所見がなくて
Ⅲ期やⅣ期ではないと思われる今のうちに
手術できてよかった、という考え方がある一方で、
画像所見がないということは、
もう少し考える時間を与えられたのではないか
とも思い、迷ったすえ、
結局本能に従いました。
リンパ節転移があるかどうかを
最初に転移すると考えられる門番のリンパ節を
術中迅速診断して決定する手術の対象に
なれるかどうか、
セカンドオピニオンを受けたい
と強く思いました。
K大病院でセンチネルリンパ節の検索と
術中迅速病理診断をする臨床試験を行っていて、
対象者は、
・手術前検査にて子宮体がんと診断された方のうち、
・画像検査などにて手術進行期I~II期が推定され、
・明らかなリンパ節転移がなく、
・リンパ節郭清を含む手術が予定される20才以上の方
って、ワタシのことじゃん
手術を決めた二日後の朝一で、
KR病院に電話をして手術のキャンセルと
K大病院にセカンドオピニオンの資料をお願いして
了承していただきました。
◆10月6日(木)
夜、その臨床試験のサイトを
よくよく読んで、気が付いたのです。
現段階では、センチネルリンパ節生研の
精度のデータを集めるための臨床試験で、
結局は標準的なリンパ節郭清をしているんだと。
ガ~ン、やっちまったぜ!!
…… part 2 につづきます
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