2016年5月30日(火)
*本日は舌癌の手術痕の画像があります。
苦手な方はご注意くださいませ。
きょうはワタシひとりで、
タッキー(母、90歳)の主治医のクリニックに、
処方箋をいただきに行きました。
午前診療終了ギリギリで飛び込み
受付の方に
「アウトですか、セーフですか」
とうかがったら、こころよく
「どうぞ、大丈夫です。」
と言っていただけました。
同時にワタシも咳が出たときに備えてお薬をいただいてきました。
おとといは息を吸い込むと、
肋骨の中央の下の方が痛いし、
息を吸い込みきれていない感じで空咳が出ます。
これって風邪?
のどの炎症や腫れはなく、いきなり気道に来た感じです。
先生にどういう症状か尋ねられ、
「これこれで、肺炎だといけないので…」
というと、
指先に酸素飽和度の測定器をつけて
(全身麻酔後のモニターといっしょにつけられる
洗濯バサミのようなアレです)、
聴診器で気管の音を聴いてくださいました。
「酸素は大丈夫だけど、脈が速いね~!」と。
そこで、
「それは、先生が素敵だから」(それは本当)
と言えばよかったのですが、
「ダッシュして来ましたっ!」
と、真っ正直な答えをしてしまうワタシ。(笑)
「一往、喉も見ておきましょう。」
と何の疑問もない様子で
舌圧子で舌を押さえて覗きこみ、
「はい、のどはキレイです。」
先生はワタシが舌癌の手術をしことをご存じですし、
術後、自己責任で、なんちゃって糖質制限や
石原メソッドを取り入れた食事療法をしているので、
たまに大学病院でした血液検査の結果や、
突発性頻脈について相談しています。
ここで聞いてみました。
「ガンの痕、わからないでしょう」
「ぜんぜんワカラナイ」と。
「最近外科手術の分野は進んでるからね~。」
ということで、
漢方の半夏厚朴湯を処方してくださいました。
最近のタッキーのことも相談したのですが、
それは別の機会に…。
そんなことがあったきょう、
タイムリーにひまわりさんが、
腫瘍切除後の縫合の仕方について、
ブログをUPされました。
ひまわりさんのブログ 「私の半生~舌がん闘病記」 はこちら
http://ameblo.jp/sunflower-jp/entry-12165890463.html?frm_src=favoritemail
ひまわりさん以外にも
「ほかの方はどんな?」と思っっている
舌癌の外科手術を受けたサバイバーさんが
いらっしゃるかもしれませんし、
これから手術を受ける方もいらっしゃることでしょう。
「今のワタシの舌は、こんなです。」
の画像をUPいたします。
(上から読んでも、下から読んでも「ワタシノシタハワ」だわ~)
ワタシは2014年11月28日に
深達度1mm以内の腫瘍(表層型の扁平上皮癌)の
組織診断をかねた部分切除術をうけました。
▼手術を承諾したときに、
説明してくださった教授にお願いして
手術の方法の図解を書いていただいたイラスト
▼左舌縁部を約3㎝に渡ってこのように切除
しました。
▼手術前の左舌縁部
光の加減で白く光っていますが、白板症ではありません。
中央のやや陥没したびらん形成部が腫瘍の中心部です。
▼術後3日目。
まだ腫れているので、縫い目はありますが、
見た目、切除した感じはしません。
収縮後の検体サイズで30x18x9mm
(小さいミカンひと房くらい)を切除しました。
舌縁部を上下合わせて縫合しています。
内側は溶ける糸で中縫いしてあります。
▼現在(術後1年6か月)。
切除したところが凹んでいますが
後遺症は感じていません。
ユーミン先生、キレイに縫ってくださって
ありがとうございました。
▼舌を収納しているときは、どこを切ったのか
わかりません。
大学病院の別の先生が診てくださったとき、
担当の先生に、「どこ?」と聞いていました。(笑)
お見苦しい画像ですが、
どなたかのご参考になれば幸いです。
▼ご訪問ありがとうございます。