狼オバサン・ノー・リターン | いつも ごきげん!

いつも ごきげん!

舌癌(2014年)、子宮頸癌&子宮体癌(2016年)の
トリプルサバイバーです。
すべて早期で手術のみの経過観察・・・のハズでしたが、
1年待たずに激レア悪質の子宮頸部明細胞腺癌が
直腸に局所転移してしまいました。
どげんかせにゃいけん!!

狼オバサンオオカミはかみつきませんよ~。(笑)

なんか、狼オバサン=噛みつくオバサン or 遠吠えするオバサン

と思っていらっしゃる方がいるような、いないような…。

狼オバサンは、狼少年のオバサンバージョン、

出るのは、狼ではなくて、転移かも??なんですぅ。

今のところ、出ていないんですけどね。


 関連記事

  *狼オバサンの術後7か月検診

   http://ameblo.jp/kobuta-kaeru-sirokuma/entry-12046342889.html


  *狼オバサン、リターンズ?

   http://ameblo.jp/kobuta-kaeru-sirokuma/entry-12054995720.html


「がんは急げ!」(ワタシが勝手に作った標語べーっだ!)でなので、

不安叫びがあれば、主治医に相談しよう! と

きょう、電話しました。

健側の顎下のリンパ腺が腫れていること。

風邪かも?と思って、症状が出るのを待っていたけれど、

1週間たっても風邪っぽくならないので、不安に思っていること。


先生は

「心配ないと思います。

健側に転移することはほとんどないですし、

感染症で腫れている可能性があります。

心配でしたら、いつでも見せていただきますが、

心配ないと思いますよ。」


「癌性のものかどうか調べるのにエコー検査は有効ですか?」

とワタシ。


「エコーは血流を調べるのには有効ですが、

転移かどうかは、やはりCTをとるのがいいです。」

(って、先生、ワタシ、喘息の既往で造影剤を使うのを、

放射線科の先生に拒否られたのをお忘れでしょうか…?)

「コロコロ動くようなモノは、まず心配はないです。

固くて、動かないようなモノが心配です。」


「コロコロしていて、顎の下から追い出して、

指でつまめるんですけど、

そういうモノは心配がないと考えていいんですね。」


「はい、心配ないと思います。

キレイに取りきれているので、まず大丈夫だと思います。

それでも心配でしたら、水・木・金にいつでも来てください。」


「そう伺って安心しました。

様子を見たいと思います。

お忙しいところ、ありがとうございました。」


ということで、今回は狼は出なかったことに

一往いたしました。

先生の感触では、ワタシのことは

「このヒトはもう大丈夫」

のカテゴリーにファイルしているみたいです。

後で、腫瘍マーカーの有効性について

きくのを忘れたことに気がついちゃいました。

実は、この電話、出勤途上、

駅に向かう間にしていたものですから…。

診療開始後に一度電話したのですが、

先生ご不在で、1時半ならお戻りと伺って、

この時を外すときょうはワタシが電話できないので…。


でも、ちょっぴり、安心しました。DASH!

丸2年たたないと、まあまあ安心できないので

ちょっぴりです。


それにしても、ワタシ、少しお疲れだったのね。

ワタシのリンパ、いったい何と闘っているのでしょう?

次回はお疲れのお話を…。



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◆ 書籍のご紹介 ◆

私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活/ブックマン社
¥1,512
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1冊の本をご紹介させていただきます。

ワタシの大切な友人が著しました。

レビー小体型認知症…

ある製薬会社の少し前のTVコマーシャルで

その呼称をきいたことがある方でも、

どんな病気か知らない方がほとんどだと思います。

実は、第2の認知症とも呼ばれ、その患者数は多いものの

うつ病やアルツハイマー病と誤診されて

処方された薬による副作用に苦しむケースが

後をたたない病でもあります。

どうか、ご自身やご家族のためにも

レビー小体病に興味をもっていただければと思います。


レビー小体型認知症でも、症状は人によって異なります。

その病気のご本人が「日記」の形で克明に記した衝撃の書です。

多くの認知症研究者、医療者からも注目されています。


著者の樋口さんとは、ご縁があって、

2年ほど前から、メールでご相談、ご報告をさせていただいておりましたしたが、

今年の1月27日に行われたレビーフォーラム2015で

はじめてご挨拶することができました。

著者の樋口直美さんは、インテリジェンスのカタマリのような方、

公平で暖かく、柔軟性がありながら、

強い思いを貫いているタフな方と思っておりました。

それは、今もいささかもかわることはありませんが、

日記の中ではレビー小体病のご本人でなければ語ることのできないこと、

揺れ動く数々の症状と思いが、克明に、豊な表現力で記されています。

まだ一読しただけでも、すでに付箋でいっぱいになってしまいました。

これからは、携帯してひとつ、ひとつ読み直したいと思っています。

レビーっぽいところも持ち合わせたわが母ですが、

その語らない思いも詰まっていると感じます。

樋口さんは、レビー小体症候群とでも呼べる

様々な症状をご経験されましたが、

多くの方が、「認知症の人」という言葉で想像されるイメージとは

まったく異なることがわかります。

そのすぐれたインテリジェンスがさらに彼女を苦しめます。

ひとの役に立ちたい!

苦しい日々から復活の日まで、

彼女の「思い」がつまっています。

これ以上は語りません。

ぜひ、皆様ご自身の目と心で確かめていただきたいと思います。


▼ こちらから、樋口直美さんのレビーフォーラム2015の
   講演の動画をご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=04jozzhqzlc&feature=youtu.be