入院1日めー夕食~OS1、1リットルチャレンジ | いつも ごきげん!

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舌癌(2014年)、子宮頸癌&子宮体癌(2016年)の
トリプルサバイバーです。
すべて早期で手術のみの経過観察・・・のハズでしたが、
1年待たずに激レア悪質の子宮頸部明細胞腺癌が
直腸に局所転移してしまいました。
どげんかせにゃいけん!!

2014年11月26日、入院1日め、後半の記録です。

終わりの方に、すてきな動画をご紹介しています。


夕食もやはり談話室に移動していただきました。

病室を離れるときには捜されないように

行き先を、メモに書いて行きます。

術後を想定して、筆談用に用意しました。

夕食の写真、保存できていませんでした。汗

もちろん完食。

これで、手術前の舌で食べる食事は最後です。


▼談話室の窓から…こんな季節でした



夜8時ごろ、担当医のT先生と執刀医のT山先生(ユーミン先生)がおみえになりました。

入院診療計画書と手術説明書をお持ちいただき、

口頭で内容を説明いただきました。


入院前に伺っていた内容と同じですが、

リスクを含め、さらに詳しく説明していただきました。

全縫合の予定ですが、

万一、術中に予定より大きく切除しなければならなくなったときは、

人工真皮を縫い付けるかもしれないこと。


予定はしていないけれど、輸血が必要になった場合は、

日赤の血液を使用し、その際に生じるリスクがあること。


切除場所が唾液腺に近いので、術後腫れる可能性があるが

1週間ほどで治まること。

万一、切除が大きくなり、唾液腺の開口部にかかってしまうときは

新たに、穴を開けて開口部を作ることなど…。


十分、納得できる説明をいただいたので、

サインして控えをいただきました。


ユーミン先生が、

「何かききたいことや、心配なことはありませんか?」

といつものようにきいてくださったので、

「やっぱり、首のリンパが心配なのですが」と 言いましたら、

「もう一度、触っておきましょう」、と触診してくださいました。

「ん、大丈夫ですね!」

なんか、それだけで安心できます。

ユーミン先生は魔法の手パー合格の持ち主です。

「全力を尽くしますので、頑張りましょうビックリマーク

「はい、よろしくお願いします。」



その後、別の先生がみえて、あしたの手術で、

研究中の光染色をすることについての依頼と説明がありました。

使用する薬品はもともと体内にあるアミノ酸の一種で、

腫瘍細胞に蓄積しやすいのだそう。

あらかじめ患部に浸透させておき、手術時に青紫色の光を当てると

腫瘍だけが赤色に蛍光発色するので、的確な腫瘍の切除ができるそうです。

通常の方法とこの方法を両方行って、切除範囲を比較検討するとのこと。

リスク(この薬品による副作用と発生率)も説明があり、

納得できたので、同意書にサインしました。

ちなみに明日になって気が変わったときは撤回できるそう。


看護師さんが巡回・検温のときに、

経口補水薬のOS1(500ml)を2本もってきてくれました。

9時以降、明日の朝8時まではこれ以外の飲食は禁止で

8時以降は絶飲食だそう。

明日の麻酔のベースになるので、

できるだけたくさん飲むように言われました。

もともと、どんだけ水分好きなの?状態のワタシには

たぶん楽勝です。


9時の消灯前に病棟責任者の先生、巡回があり、

「こんにちは」とご挨拶をしたら、

「こんばんわ」と笑って去って行きました。(笑)


そんなこんなで、結局お昼寝なんてとんでもない1日でございました。


なんか脳天気な患者です。

タッキー(母)が「まあさは、クソ度胸だから。」とたまに言います。

いつもじゃありません。

いつもは、一喜一憂、右往左往、アタフタしています。

もう考えたり、悩んだりできない状況のときのみ、

この能力は発揮されます。


入院前夜の昨夜、敬愛するブロガー、しばさんのサイトで

「がんの手術を受けるために踊りながら手術室に向かう女性と医療スタッフの動画」を見つけ、

なんてタイムリーなんだろう!!と驚き、勇気をもらいました。グッド!
「笑いには、脳も体も活性化する凄い力があることを忘れないでいましょう。

笑えない状況でも、敢えて笑うことが、薬以上の効果を発揮すると、

わたしは思います。」
しばさんは、そうコメントしています。

まさに、今のワタシにぴったりです。

のちに、今年のわたしの目標は、「いつもごきげんでいること」

とメールでお話ししたとき、「わたしと同じ」とおっしゃっていました。

ご縁を感じました。


▼動画はこちら

http://whats.be/88893

おすすめです。


▼しばさんのサイトはこちら

http://nonohana7.blog134.fc2.com/


消灯前に、タッキーに電話をして、無事1日を過ごせたことを確認したあと、

爆睡してやる~!と思ったのも束の間、

あたりが静かになるのと反比例するかのように

気になる、暖房と電車の騒音。

夜中に旅客輸送が終わったあとは、

なんと貨物輸送が始まったのでした。叫び

暖房音は「飛行機の中飛行機」、電車の騒音は「寝台特急の中電車」、

「ワタシはこれから旅に出る…」と自己暗示をかけてみても、

眠れるハズもなく…。

入院1日めの夜は更けて行くのでした。


そうそう、OS1ですが、飲めば全部飲めちゃいそうでしたが、

明日の朝がさみしいので、朝の分を残しておきました。



▼ご訪問ありがとうございます

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