こんにちは(^▽^)/

 

人生には、

エアポケットのような時期が

あったりもするんだな…と、

最近ちょっと、面白く思っています。

 

去年の12月は、

まさにそんな感じでした。

 

2日に発熱して寝込み、

10日間ぐらいひたすら眠っていて、

 

その間に、プー子さんが入院し、

家からいなくなりました。

 

一時熱が下がって

少し動きかけたものの、

 

まだ病み上がりで

通常モードには程遠いと思っていたら、

また発熱したのが22日。

 

それがなんと、

プー子さんに特別に面会が許された

その日の朝で、

 

1週間後、とうとう

プー子さんが亡くなった時には、

 

熱は下がったけれど

軽めの症状が出たり引いたりの状態で。

 

ついに会えないまま、

病後の、妙に現実感のない中

通話で葬儀の打ち合わせ等が進み、

 

体調を見て休み休み準備に追われ、

やっと、そろそろ大丈夫かな、

と思うころに、通夜と葬儀。

 

そこからはすっかり、

以前とはまったく違う、

プー子さんのいない世界が始まって。

 

二つの世界の狭間の時期はほとんど、

寝ていたり、

頭がぼんやりしていたりしましたから、

夢の中にいたような感覚で。

 

本当に不思議な

ひと月ちょっとでした。

 

そして。

 

先日、夫のゾゾと一緒に

オイリュトミーの仲間たちや

後輩の人々に会ったら、

 

いつの間にか二人は

「伝説の夫婦」になっていて(;’∀’)

 

オイリュトミーユニットを組んでいますから

2人で一緒に行動することが多くて、

 

もともとは

セットでの認識が強かったので、

 

ここ数年は、

「あの人はいま」的な感じ

だったりしたのかもしれません。

 

期間はずいぶん長かったですが、

これもまた、エアポケットのようです。

 

13年前、

プー子さんと暮らし始めたときに、

 

自分たちのペースでゆっくりやっていこう…と

ペルセパッサオイリュトミー団を抜け、

2人でのユニット活動を始めました。

 

デュオ公演を主催したり、

ピアニスト夫妻と共催公演をしてみたり、

海外を含む大きな公演に、

出演させてもらったりしていましたが、

 

24時間見守りが始まると

そんなことはとてもできなくなり、

 

それでも一昨年は、

声をかけてくれた仲間のお陰で

2つの舞台に出演させていただけましたが、

 

青息吐息で💦

 

去年、コブタは

まったく舞台に立っていないし、

 

ゾゾも、

朗唱での舞台出演はあったものの

2人そろっての活動はなく、

 

ユニットとしてみれば休眠状態でした。

 

その間コブタは、

授業やワークショップなど、

 

舞台ではない形で

オイリュトミーに関わることが

メインになっていました。

 

それはとても楽しいことですし、

大切な活動です。

 

オイリュトミーから離れたわけでは

全くないのですが、

 

やっぱり、舞台に立つというのは、

単に目立つだけでなく、

 

その人がいま

どんな世界を探求しているのか、が

 

他人(ひと)はもちろんのこと、

自分自身にも

はっきりと見えるので、

欠かせない活動だと思います。

 

それをしないのは、ある意味、

サボりというか、

うっかりすると自分に甘くもなりがちな、

安楽な道だったりもするのです。

 

 

ずいぶん久しぶりなので、

いまの自分がどんな場所にいるのか、

知るのはちょっと怖いです。

 

でも、

何が出てきても、所詮は自業自得。

 

しかもそれは、

これから進んでいくために、

大切な通過点です。

 

そう思えば、

すごく楽しみでもあります。

 

 

写真:大川好子さん