こんにちは(^▽^)/

 

昨日は雨の日曜日。
満開の桜も、見に行けませんでした。

でもまあ、プー子さんは先週、
デイサービスで

毎日お花見に連れて行って頂いたので、
けっこう楽しめているはずですから

いいことにしましょう。

 

心配している浅川の水量も、

これだけ降れば、

少しは回復するかもしれませんし。

 

 

雨が苦手な人は、

お気に入りの雨具を揃えるといい

と、聞いたことがあります。

 

確かに、

雨のお出かけが楽しくなりそうです。

 

でも家に居たら、

洗濯はできないし、

掃除も気持ちよく換気できないし、

困ることだらけ。

 

ところが。

 

最近のコブタたちは、

家に居ても、雨を喜ぶことができます。

 

さっきも書いたように、

川の水量が増えるな(^▽^)/

と思えるからです。

 

 

高尾山のどてっぱらを貫いて

圏央道ができてから10年になります。

 

高尾山は地層が変わっていて、

とても水の豊富な山です。

 

小さな山なのに

樹々や草花の種類が驚くほど豊富なのは、

そのお陰なのです。

 

その高尾山に穴をあける…

 

山の中の

水の通る道がどうなっているのか、

そこにトンネルを掘るとどうなるのか、

本当のところは分らないなか、

 

工事は、

海底トンネルを掘る工法で

行われたそうです。

 

お陰で、周辺では、

井戸が干上がったり、

とんでもないところから

突然水が噴き出したり、

といったこともあったようです。

 

当然、山の植物にも影響があるはずで、

心配する方も多かったのです。

 

世界に誇る稀有な植生が、

どうなってしまうのか…

 

 

おそらく山自体も、

そこで生きる木々や草花も、

ずいぶん頑張って

持ち堪えてきた高尾山ですが、

 

数年前、

長雨と台風のダブルパンチで、

大きな樹が倒れたり、

川の石が下流に流れたりして、

ずいぶんな被害を受けました。

 

しばらくは、

通れなくなる林道も多かったのです。

 

浅川もあふれて

甲州街道が川のようになり、

川から道の間にあった家々は、

浸水してしまいました。

 

浅川の水量が目に見えて減ったのは、

そのあとからです。

 

降水量はさほど違わないのに、

以前はよほどのことがない限り

なみなみと湛えられていた

水が干上がり、

いつも川床が見えているのです。

 

台風のあと、

水でえぐられてしまった土手を直し、

 

おそらく浸水を防ぐためだと思うのですが、

川床を掘る工事が行われていました。

 

中央部分を掘って、

その土を川の両端に盛り、

ならしているようでした。

 

初めは、工事のために

上流で川をせき止めているのだろう

と思っていました。

 

ところが、工事が終わっても

川の水は戻ってこなくて😢

 

日照りが続くと

水はほとんどなくなります。

 

川底で遊ぶこともできるので

楽しそうな親子連れなどもいて、

 

それはそれで、

まあ悪くない眺めなのですが、

 

少し下流へ行くと、夏など、

どぶのような臭いがしていたりもして😞

 

水が流れないと

気の流れもよどんでしまうようで、

なんだかとても悲しいのです。

 

いままでなら

もっとうまくやり過ごせたはずの

長雨と台風に、

あんなにひどく害を被ったのも、

 

川の水が

ここまで少なくなってしまっているのも、

 

山が、おなかの真ん中に

コンクリートの筒なんか

入れられてしまったからでは

ないでしょうか?

 

土が水を吸収して

本来の道へ流すことができていれば、

ここまでの事にはならずに済んだような…

 

 

コブタはまだ、

高尾に6年暮らしただけの、新入りです。

 

ここまでの長い歴史と降水量などを

つぶさに見て

言っているわけではありませんから、

無責任に断定はできません。

 

でも、コブタの体感としては、

そんな風に感じています。

 

 

こんなに豊かな流れだったのです。

 

最近はこんな感じ。枯れ草が生えているところも、川床です。