2023年10月13日(水)

 

季節はすっかり秋めいて、大分過ごしやすくなりましたね。

 

こぶしの家では本年5回目の利用者研修として立川防災館に行ってきました。

立川防災館は東京都の立川市にあります。

 

最寄駅の西武新宿線入曽駅から行く場合は、JR中央線立川駅経由よりも

西武拝島線玉川上水駅経由で行く方が早くて安くてお得です。

 

ただし、玉川上水駅~立川防災館間のバスの本数が少ないのでご注意を!

因みに帰りはバスに乗らずに立川防災館から多摩モノレール高松駅まで歩き、

モノレールに乗って玉川上水駅に戻りました。

 

それでは、本題に戻って主役の立川防災館の紹介をしたいと思います。

 

立川防災館の外観写真です。なかなかしっかりとした建物ですね。

 

入口に向かって歩いていきます。今回は迷わずにたどり着きました。

 

1Fでは消防士になりきって記念撮影できます。

 

受付では地震体験コーナーと煙体験コーナーの2コマを予約しました。

どちらも人気の体験コーナーで混んでいるときは予約が取れないそうです。

地震体験コーナーは対象が3歳以上となっています。

 

体験コーナーの案内があるまでは1Fの自由見学コーナーの展示を楽しみました。

 

いよいよお待ちかねの体験コーナーです。まずは、地震体験コーナーから!

震度7の揺れはなかなか体験できないので少しドキドキしました。

 

こぶしの家一行は2グループに分かれ、それぞれ「東日本大震災」と「関東大震災」

の揺れを体験しました。

 

関東大震災から今年でちょうど100年です。100年前の地震を再現できるなんて

現代のコンピューター技術は凄いですね。

 

地震の揺れを体験した後は、地震の初期対応の訓練です。

火の元確認、電気ブレーカースイッチを切る、ドアを開けて出口の確保。

冷静に対応できたら皆さんから拍手が贈られます。

 

続いて、煙体験コーナーです。

 

煙体験室の中の様子はカメラとガラス窓から見えるようになっています。

写真では分かりにくいですが、煙が上方に拡散して徐々に下降する様子を

見ることができました。

 

体験室に煙が充満したら、誘導灯を頼りに避難を開始します。実際の煙は有毒な

ガスが含まれますが、体験室の煙は無害です。そして少し甘い味がしました。

 

避難経路には触ると熱い「ホットドア」ありました。ドアの向こう側の火災を再現

しているのですね。

 

避難のポイントは「お・か・し・も」です。「おさない、かけない、しゃべらない、

もどらない」でお馴染みですね。実際には一度避難できても、貴重品等を取りに再び

戻るケースが多いようです。

 

本日は2コマの体験をして解散となりました。皆さんお疲れ様でした!

立川防災館は立川消防署に併設されていて帰りに消防車を見て帰りました。

 

今回は地震と煙を擬似的に体験し、避難の仕方について学ぶことができました。

これからも定期的に訓練を行って、いざという時の防災に役立てたいですね。