神在月の出雲の旅路☆その１

先日、独身のお友達と出雲へ良縁祈願旅行に行ってきました

11月（旧暦の10月）は全国の八百万の神々が出雲に集まるということで
あちこちで神在月のご神事が行われるありがた～い時期。

たくさんの神さまにご縁をいただき、良縁をさずかろうと思って、

とりあえず出雲大社とその奥の院とも言われる佐太神社
に行くことだけは決めていたものの、あとは行き当たりばったりの
無計画な旅路。

初日は新幹線で博多から広島へ行き、
広島と言えばお好み焼き『みっちゃん』

お好み焼きとジューシーな焼きカキ美味しかった～

広島駅でレンタカーを借り、約3時間
単調な松江自動車道を通って出雲入り。


お宿は宍道湖畔のすいてんかく
あいにくのお天気で絶景の夕日は眺められませんでしたが、

夕食にはすき焼きだのアワビの踊り焼きだの、合鴨のほうば包み焼だの
名物出雲そばも。
手の込んだ豪華なお料理の数々、ちょ～贅沢気分を味わいました


翌朝の朝食も品数多くてついつい食べ過ぎ～～
宍道湖といえばやっぱシジミ汁
前日飲み過ぎていじめた肝臓に活力嬉しい

2日目も雨がぱらつくお天気でしたが、
出雲の雨は「縁雫」（えにしずく）と言って、
良縁を運ぶ縁起のいい雨なんだとか
神社などにお詣りする前の雨は浄化でもありますしね

テンション上げて目的の佐太神社へ
向かう途中、現地情報をゲットして
佐太神社に行く前に近くの田中神社で縁切り祈願をすることに。

良縁を得るにはまず悪縁絶ち切らないとということらしい。

背中合わせに姉妹の神様が祀られた二つのお社があり
東社が天照大神の孫・ニニギノミコトの妻に選ばれず追い返されたイワナガヒメを祀り、縁切り、長寿で西社がニニギノミコトと結婚したコノハナサクヤヒメを祀り良縁、安産の御利益があるそうです。

不必要な縁を切ってクリアになったところで
導きの神様、佐太神社へ。
新しいことをはじめたり、一歩踏み出したいときにはオススメだそうで。

ここは八百万の神々の母・ｲｻﾞﾅﾐノミコトが眠る場所。
八百万の神々が出雲で最初に訪れる格式の高い古い神社なんだそうで、
導き・道開き・迷いの克服・本来の自分と出会うというような
ご利益があるのだそうです。


佐太神社の後は若い女子が好みそうな恋占いの池がある
縁結びで有名な八重垣神社へ。

鏡の池に専用のおみくじ用紙を浮かべるとメッセージが浮かび上がり
100円か10円玉をそっと乗せて、
紙が沈むまでの時間の長さで成就する期間を占います。
15分以上かかるとなかなか成就難しいとか。。。


それにしても、
年頃の女子がたくさん訪れてにぎわっており、
池の中には沈んだ紙がいっぱい

ヤマタノオロチから身を守るため、隠れてこもっていた際に
身だしなみを整えたといわれる鏡の池。。。
クシナダ姫はこのありようをはたしてどう思ってるかなぁ～～
と、ちと残念な気もしましたが。
スサノオノミコトを慕うように
ま、きっと恋する女子の気持ちはわかってくださるのでしょう

境内には木製の男性性器を祀ったお社や夫婦椿などもあり、
夫婦和合や子授け、安産にもご利益があるそうです（^人^）

その近くにある神魂神社は創造神イザナミノミコト・イザナミノミコトを祀る
古式ゆかしいとても荘厳な神社でした。

木々に囲まれていて、
一歩踏み入れるとまわりとは違った神秘的な雰囲気。
人気もあまりなく、
空気がしーんと深く心に染み入るような、とても気持ちの落ち着く神社でした。
神様の魂が癒されるための場所でもあるらしいので
大神々さまに祈りをささげ、静かに自分と向き合ったり瞑想すると良さそうです。

神様のお導きにまかせて、気の向くままいきあたりばったりの
良縁祈願の旅はまだ続きます。。。






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