2/24土 太宰府
①大村 9:15発 → 新大村 9:20着
★JR大村線 佐世保行
②新大村 9:31発 → 武雄温泉 9:45着
★かもめ14号
③武雄温泉 9:49発 → 二日市 10:40着
★リレーかもめ14号
旅行3日目の土曜日に福岡県在住の知人に会うことができました
何年ぶりだろう?
1日福岡を案内してもらいました。
太宰府天満宮
太宰府の参道は人通りが凄かった。
これは行きですが、帰りはもっと混雑していましたね。
そして「梅ヶ枝餅」の店がたくさん。
菅原道真といえば梅なので、それにちなんだお菓子です。
焼きたての餅の中に餡子が入っています。
お汁粉を食べ歩きしている感じでした。
梅味も作ればいいのに、と思いました。
でも美味しかった、ごちそうさまでした。
(ちゃっかりご馳走してもらいました)
●牛像
天神様といえば牛です。
牛の象は何体もあるようでしたが、この牛さんが一番目立つ位置にあり、多くの人が撫で撫でして記念撮影をしていました。
●歌碑
東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ
バチクソ有名な菅原道真の歌です。
第五句は「春な忘れそ」と「春を忘るな」の2パターンが伝来しています。
意味はほぼ同じですが、「な~そ」の禁止表現の方が優しいニュアンスになります。
「忘れないでおくれ…」という感じが「春な忘れそ」です。
「春を忘るな」は命令感が少し強まります。
●太鼓橋
こちらは心字池に架かる太鼓橋。
知人曰く、昔は冬には凍ってツルツル滑って危なかったそうな。
今は滑らないようになっているようで、そもそも凍るような時期でもありませんでした。
●志賀社
太鼓橋を渡ってすぐの所にある志賀社。
見るからに歴史がありそうな古い社ですが、修繕計画中のようで、フェンスに遮られて正面からは見えません。
これは太鼓橋から頑張って撮った写真です。
説明書きによれば、太宰府天満宮の中で最も古い建造物なのだとか。
●鳥居
こちらは、本殿に最も近い鳥居。
鳥居はいくつもあるのでいちいち載せていられません。笑
●楼門
鳥居のすぐ先にある楼門です。
楼門を通過するといよいよ御本殿。
直接御本殿を参拝できる神社でした。
御本殿の手前に拝殿があって、拝殿から参拝する神社も多いですが。
●本殿
こちらが御本殿です。
梅も鮮やかに咲いていますね。
にしても、御本殿の屋根に木々がたくさん植わっているのに驚きました。
木々の後ろは修繕中のため覆いがかかっていたのは少し残念でしたが、独特の風情が感じられて良かったです。
どういう由来かは知りませんが、最初は自然に生えてきたものを、今では人工的に管理しているのではないかと思いました。
●御朱印
御朱印を頂きました。
かなりの行列でしたが、書き手の方がたくさんいたので意外と早く番が回ってきました。
●句碑
くすの木千年さらに今年の若葉なり
本殿の裏手に出ると、句碑がありました。
荻原井泉水の句だそうです。
良いですよね、この句。
なんか、素朴な中に地球の営みを感じます。
素朴にして壮大な句で、とても味わい深いように思いました。
●筆塚/包丁塚
句碑の近くにあった、包丁塚と筆塚。
筆は何となく分かるのですが、包丁とは?
菅原道真と包丁って何か関係があるのでしょうか?
●夫婦樟
神社やお寺によくありますね。
ツイン巨木。
こちらは樟(楠)です。
境内を一通り見学して移動しました。
お昼だったので、屋台で「はしまき」という食べ物と唐揚げを買って食べました。
はしまきというのは見たことがありませんでしたが、クレープのような甘めの生地を箸に巻いてソースを掛けた食べ物。
お好み焼き風クレープ?
意外と美味しかった。
前日の灯台歩きで足が疲れていたのでレンタサイクル、と思ったのですが自転車が全部出払っていて借りられず。笑
まあいいや、と歩いて向かった次の地点。
観世音寺
もとは大伽藍だったようですが、今ではこぢんまりとして閑静なお寺さんです。
太宰府天満宮とはうって変わり、参拝する人は少なかった。
だが、それがいい。
そして、宝蔵を見学させて頂くことに。
こちら、写真撮影は禁止でしたが、大きく立派な観音像が何体もおわしまして、非常に素晴らしかったです。
ご本尊だという聖観音のほか、十一面観音・馬頭観音・不空羂索観音と、観音様のオールスターという感じ。
六観音のうち、如意輪観音と千手観音だけがおわしまさず。
さすが、「観世音寺」というだけのことがありました。
他にも、地蔵菩薩や毘沙門天などなどの立派な像が置かれております。
宝物殿というのは大きな寺院や神社にありますが、ここは抜群に見応えがありました。
●御朱印
宝蔵で御朱印も頂けます。
御朱印帳をお預けしている間に二階で上述した仏像群をゆっくり拝ませて頂きました。
観世音寺を後にし、西に数百メートル歩くと
大宰府政庁跡
でっかい公園。笑
子どもたちが遊んでいました。
石碑がいくつか建っていましたが省略。
敷地を北側に抜けた道沿いにあった歌碑。
余能奈可波 牟奈之伎母乃等 志流等伎子 伊与余麻須万須 加奈之可利家理
世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり
大宰帥だった大伴旅人の歌碑です。
大宰府に赴任後、妻を亡くし不幸が重なった時の歌だそうです。
ちなみに、大伴家持の父親が大伴旅人です。
大宰府政庁跡から目と鼻の先にあったのが、次の神社。
坂本八幡宮
小さな八幡宮です。
大伴旅人が「梅花の宴」を行った地という。
5年前、盛んに報道陣が取材に訪れていたのを覚えていますか?
僕はすっかり忘れていました。笑
大伴旅人は梅の花のもとで宴を催し、歌会を開きました。
その時の歌が『万葉集』に掲載されており、その序文の文言から「令和」という元号が誕生したのでした。
令和の解説は改元した時に書きました。
他にも一首、大伴旅人の歌碑がありましたが、割愛します。
●御朱印
もちろん、梅と令和の朱印です。
そうでなきゃむしろ嫌です。笑
さて、いったん今夜のホテルに行って荷物を置き、いざ晩飯!
九州に行く計画の段階で「何を食べたいか」という話になり、福岡らしい食べ物のなかで、関東ではなかなか食べられないもの…ということで水炊き鍋を頂くことになりました。
もつ鍋は関東でも出す店は珍しくありませんが、水炊き鍋はあまりないですよね。
知人の案内で「濱田屋本店」さんへ。
鶏から出る出汁が本当に美味しかった!
違うお肉を投入するたびに、出汁が濃くなり味が変化して、ずっと楽しめる料理でした。
鍋の他に、コースで出てきた馬刺しや白子の天ぷらなど、どれも美味しかったです。
ご馳走様でした!
そして、定番、いよいよ〆のラーメンです。
これもお勧めの店に案内してもらいました。
中洲川端 きりん
豚骨ラーメン ¥750
本場の豚骨ラーメン初体験。
スープが丼から溢れそうなほど波々としております。
純粋な豚骨の超濃厚な旨味が素晴らしく美味しかった!!
替え玉は150円です。
けっこうお腹いっぱいでしたが、ここは替え玉するしか。笑
というわけで、この日はめっちゃ濃い時間を過ごしました。
1日付き合ってくれた知人には大感謝
2/25日 帰路
ホテルがあった渡辺通りから博多まで地下鉄で移動し、新幹線で横浜に帰るのみ。
なんですけどね。
誰がどう考えたって、ラーメン食べ足りないじゃないですか
というわけで、新幹線の時刻13:06までラーメンを食べまくります。
旅行バッグがどう考えても邪魔で機動力を奪われるので、1度博多まで出て駅のコインロッカーにぶち込みました。
その後、中洲川端まで地下鉄で戻り、ラーメンを食べます。
元祖ラーメン長浜家
ラーメン ¥700
あっさりした豚骨。
朝ラーメンにちょうどよい。
替え玉は150円。
替え玉せずにたくさん回るという作戦もあったかなあ、とも思いつつ。
博多ラーメン はかたや
ラーメン ¥290
コスパ最強か?
スープは温度が高く、やや甘みが強い。
この値段でこれは信じられない。
美味い。
替え玉は130円。
ここでも思わず替え玉をしてしまった。笑
元祖中洲屋台ラーメン一番一竜
ラーメン ¥680
替玉1回目は30円というが、さすがに腹パンになって替玉できず。
ここまでの博多ラーメンと違って、スープが少し黒ずんでいた。
味わいも当然違う。
豚骨スープにカエシ(醤油?)を合わせているんだと思う。
違ったらごめんなさい。
時間はともかく、腹パンになったのでここで打ち止め。
博多駅に戻って新幹線を待つことに。
①博多 13:06発 → 新横浜 17:47着
★のぞみ160号(臨時便)
というわけで、2024春九州旅行記でした👋