いよいよまもなくの。。。
個展『Red child』はいろんな意味で忘れることのできない個展となりそうです。。。
いろんなご意見がある中、開催する個展。。。
私も数日ギャラリーに在廊の予定です。。。
いつもコメントやメッセージをくださる皆様には心から感謝しています。
本当にありがとうございます。
あれからずっと不機嫌なおかっぱちゃんと向き合う日々の中。。。
このような作品を描いている時はいつも。。。
感情が入り過ぎて。。。
わけのわからない寂しい気持ちになる瞬間があります。。。
子どもにオーラを漂わせるのは私が子どもの時。。。
「子どもだって人間なのに…」の思いがずっと心のどこかにあったから。。。
それにこの子の背負ってる環境が、あまりにも理不尽に思えてしまったので。。。
せめて背景は明るく星の輝きまで描いてしまった私。。。☆
お顔の後。。。
ずっと。。。
この子の髪を描き過ぎなくらい描いていました。。。
そ
う
いえば。。 。 ☆
子どもの頃親から「そろそろ散髪行きなさい」っ言葉が嫌だった。。。
「どうして髪伸ばしちゃいけないの?」って母に聞いた。。。
「男の子は髪を伸ばしたらダメなの!」
理解不能。。。
お友達のレエスのついた靴下も羨ましかったけど。。。
三つ編みやポニーテールがとっても羨ましかった。。。
どうしても髪を伸ばしたくて「そろそろ髪切っていらっしゃい」と、もらったお金を貯金箱に入れて、
散髪屋さんには行かなかった。。。
すぐバレた。。。
次の日曜日、泣きながら行った散髪屋さんで。。。
私はヤケクソになって言った。。。
「カッパみたくてっぺんハゲにしてくださいっ」
驚いたおじさんは親を呼んだ。。。
叱られた。。。
私の髪はいつもの男の子の髪型になった。。。
文化が作り上げた性別に悩んでいた幼き日々の思い出。。。
涙を浮かべた瞳はいつもより緊張します。。。
きっと完成したら私の目からも。。。
涙があふれるかもしれない。。。
いろんなことを思い出させてくれる作品です。。。
。。。☆