パニック症候群 | ☆せぶん★KAZUMAさんのブログ

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アコギ弾き語りが主 あとはくだらん愚痴や病気の話し

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僕は2010年の3月、美容院でシャンプーをしてもらっている時に吐き気が

出現し、その後も何回か吐き気が起こった。

病院でのバリウム検査の結果、SMA症候群と診断されました。

SMA症候群とは、人間の体は心臓から出てきた血管が足に向かって行く際、

十二指腸を挟むように走行してお腹の方につながっているらしいのだが、

その血管が痩せや生まれつき、腫瘍などによって十二指腸を締め付けて、

食べ物が閉塞し、吐き気や嘔吐を引き起こすというもの。

それを医者に診断され、ネットで調べたところ、体重が落ちると締めつけが

きつくなり腸が閉塞し嘔吐を引き起こすと書いてあったので、嘔吐恐怖症の

僕はご飯を食べるのが怖くなり、いつもの半分も食べることが出来なくなった。

食べないと体重が落ちて腸が締めつけられるらしいのだが、恐怖で食えない。

そして医者にエンシュアという栄養ドリンクをいっぱいもらい、それを飲ん

でたが、たくさん飲むと吐き気がくるので飲めず食べれずで、どんどん衰弱

していきました。そうした状態が8ヶ月くらい続きました。

一番辛いのは明け方で、あんまり食べてない状態が続いてるので、エネルギーが

なくなった明け方に動悸、くちびるのしびれなどが起き、眠れない状態になります。

医者はそういう状態になるのがわからないといって、精神科を紹介されました。

そこで睡眠薬をもらったが、あまり効かず、眠れない日々は続く。

そこで言われたのが、「うちではちょっと範疇じゃないので治せないですね。」

でした。

ひどい時は3時~4時でもう目覚め、動悸で眠れず。

病院は4つくらい廻ったが、どこも治せず。

すごくツラくて一時期はもう治せない、死のうとも思いました。

しかしその反面、30代半ばでくたばるのは嫌だなぁ、まだ死ぬのは早いんじゃ

ないかとも思いました。

そして、最初にSMA症候群と診断を下した病院のHPを見てると、横に心療内科の

HPがありました。

そこに行こうとHPを開くと、そのHPの横にまた違う病院のHPが載ってました。

見ると、すごく良い事が書いてあって、消化器専門で消化器なら何でもわかりそう

な、自信に満ち溢れた内容のHPでした。

僕はそこにすがるように行きました。

その頃は8か月引きこもり状態が続き、もう一人ではどこも行けないぐらい衰弱して

たので家族に連れて行ってもらいました。

そこの病院は、京大とアメリカの病院出身の元外科医の先生でした。

そこで、今までの経緯をお話しすると、最初はSMA症候群の説明をされていましたが、

お話しをするにつれて、SMA症候群ではないという話しになりました。

吐き気だけで一回も吐いたことがないのと、腹痛が無い点などが当てはまらない

とのことでした。

しかし、僕は最初に診断したお医者さんは15年通ってて信じ込んでいたので、

そんなことはない、SMA症候群だとかたくなに言ってしまってました。

そして、元外科医の先生は「一回も吐かへんSMA症候群なんかあるか」と言い放ち、

バリウム検査に行ってきてくれと言いました。

そして、その先生が信頼を置いている病院でバリウム検査をしました。

結果はDUODENUM INVERSUM(十二指腸走行異常)というものでした。

それは、生まれつき十二指腸が奇形で普通の人とは走行状態が異なってるもの。

僕の場合は、十二指腸が普通の人は胃を出て1回上って下がっていくところが

1回上って下がり、もう一回上って下がるような形状をし、長さも少し長いとの

ことでした。

これにより、食べ物や消化液が鬱滞し、吐き気を起こすというもの。

詰まってはいないので、SMA症候群のような閉塞症状は起こさないというもの

でした。

子供の頃からちょくちょく吐き気に悩まされてたのは、これが原因でした。


そして、そこからやっと長い治療の道のりが始まることになりました。

その先生は精神病院の院長もされてるので、精神科のお薬にも詳しく、僕の脳の

SMA症候群と信じ込んだ洗脳を解くところからスタートでした。

脳に作用するお薬を長いスパンかけて飲み、徐々にSMA症候群ではないと

思うようになってきました。

そしてそれに合わせて、食べることへの恐怖心が取れていき、食べれるように

なって行きました。

そこで注意されたのが、白ご飯をたくさん食べないこと(約100g以内)でした。

白ご飯を食べると胃の下にたまり、負担がかかるので、食べ物が流れにくくなる

とのことでした。

2010年3月に吐き気が起こった時も、そういえば、体力仕事をしているので、

胃袋を大きくしようとがんばって白ご飯をたくさん食べてました。

まさか白ご飯がダメだとはその時は夢にも思ってなかったからです。


それと、一度にたくさん食べないこと。分量は自分で大丈夫な量を計っていくこと

でした。

余談ですが、この病院にきた時にした採血では、ケトン体が出ていたらしいので、

もうちょっと来るのが遅かったら、拒食症性心不全でもしかしたら

逝ってしまってたかもしれません。

(ケトン体とは、体が飢餓状態になると出てくる物質らしく、アフリカの飢餓状態の
子供達によく出てる物質らしいです。)


そうして回復したのですが、後遺症というか、人前に出るとウプッと吐き気が出る

ようになりました。

先生いわく、それは脳が覚えてしまってるらしく、簡単には取れないらしいです。

それでも、軽い精神薬や吐き気止めはもらって、できるだけ人前には出るようにして

慣らしなさいと言われてるのですが、「ここで吐いたらやばい」と思う所に来た時に、

不安症が襲ってくるようになってしまったのです。

今はだいぶマシになりましたが、最初の頃は、お店で店員さんとお話ししてる時とか、

ショッピングセンター内とかでなりました。

今はマシになりましたが電車の中、エレベーターの中とかもです。

これは閉所恐怖症ではなく、人がいっぱいいる所で、逃げられない状態になった時

に襲ってくるのです。

それは、ここで吐いたらどうしよう という恐怖です。

実際に吐いたことは一度もないのですが、スイッチが入るようにウプッときます。

大阪に向かう新快速とかで満員の時は最悪で僕にとっては地獄のようです。

次の高槻まで降りれないと考えれば考える程、ドキドキ動悸や吐き気が来ます。

しかし、観たいライブ、会いたい人がいるのでがんばって行ってます。

そのおかげで、最近は各駅停車の電車なら平気になってきました。

できるだけ空腹で吐き気の来にくい時間帯を選んで乗ってるのですが、

そればかりだと行動時間が限られてくるので、なかなか難しいです。

先生いわく、軽いパニック障害らしいです。


20代の頃は、僕は精神論なんて信じてませんでした。パニック障害や鬱病など

理解できませんでした。

それが、まさか自分がなるなんて思いもよりませんでした。

今なら理解できます。

人は皆、ちょっとしたきっかけでパニック障害や鬱病になるってことを。

今、そういう人間のことを理解できなくて怠けだとか言うてバカにしてる方や

笑ってる方いるかもしれませんが、そういう人でもいつなるかわからないのです。



まだまだ戦いは続きますが、ぼちぼちマイペースで前に進んで行きたいと思います。




          最後まで読んで頂いてありがとうございました。